【質問4】いつもご機嫌でいるコツは?
不機嫌で周囲が気遣ってくれるのは、子どもの頃まで。不機嫌さも機嫌のよさも、周囲に伝染しますよね。それならば働く大人は、機嫌よく過ごしたいものです。いつも明るい笑顔が印象的な井上さんですが、気分をコントロールできる秘訣はなんでしょうか。
つまみ食いをする!
「なるべく、空腹にならないようにしています(笑)。ちょこちょこ、空いている時間につまみ食いしちゃう。演技中に倒れてしまったら困るから、食べられるときに食べなきゃ!って。
でも一番元気でいられる秘訣は、いろんな人とコミュニケーションを取ることかな。現場に行くと、すごく元気をもらえるんです。そのためにも、誰よりも一緒に過ごすスタッフさんたちの個人情報を聞き出していますね(笑)」
【質問5】30歳になって始めたことは?
今年30歳を迎えた井上さん。大きな節目でもある30歳のいま、何か始めたことや、やめたことはあるのでしょうか。
自分をケアしてあげる
「最近、相撲観戦にはまっています。もともとスポーツ観戦が趣味なんですが、相撲だけは何も知らなくて。相撲が好きな祖母や母に、力士の性格や相撲の取り組み方を教わるうちに、稀勢の里関を応援したくなっていて。(相撲観戦は)実際に見に行ったことはないので、一度行ってみたいです。
やめたことといえば、唐揚げ! お肌の曲がり角、ってよく言うじゃないですか(笑)。あとは夜更かし。昔は2時間しか眠れなくても大丈夫でしたが、最近は少しこたえるようになってしまって。
その他は、大事な仕事がある前日には生ものを食べないとか、病院へこまめに行くとか、自分の身体のケアをするようになりました。体調管理、大事だなって。
それから自分へのご褒美も大切。例えば今日みたいな雨の日だと、仕事行きたくないなってときもありますよね。そんなときは、ちょっとした楽しみを見つけるようにしています。小さなことでもいい。いつもよりもちょっといいランチを食べる。この間買った新しい服を着ていく。
なにか一つでもご褒美を作って、自分を前に進ませてあげたいですね」
聞き手・文/尾崎悠子 写真/稲垣純也