クリスマスや忘年会、お正月など、オシャレして出かけたいイベントが続く時期になりましたね。そんなとき、皆さんは「色気」を意識しますか? また、自分には色気があると思いますか? 資生堂が発表した調査結果によると、海外の女性と日本の女性は、「色気」についての認識や行動に大きな違いがあることが分かりました。その興味深い内容をご紹介します。

(エフティ資生堂調べ、調査期間:2016年10月27日~11月7日、調査地域:日本・ブラジル・フランス・ロシア、対象:20~49歳の女性・各世代100名、有効回答1200件)

「色気」の意識は各国で異なります (C) PIXTA
「色気」の意識は各国で異なります (C) PIXTA

「自分に色気がある」と思うロシア女性は9割なのに日本は?

 まず20代から40代の日本の女性100名を対象に「色気を感じる女性が多いと思う国」を調査したところ、トップ3はブラジル・フランス・ロシアでした。そこで、これら3カ国と日本の女性を対象として、色気に関する国際比較調査を実施しました。

 「自分に色気があると思いますか」と聞いたところ、「あると思う」と答えた人は平均75.3%。トップはロシア90.0%で、次いでブラジル77.3%、フランス58.7%と続き、日本はわずか10.4%という結果でした。

 続いて、「自分の外見に満足していますか」という問いに対して、平均75.9%が「満足している」と回答。高いほうからロシア82.3%、ブラジル73.0%、フランス72.3%という順位は変わらず、日本は32.7%とまたしても低さが際立っています。

色気の有無、外見に対する満足度がお国によってかなり違います
色気の有無、外見に対する満足度がお国によってかなり違います

 他国と比べて、日本の女性は自分に色気がないと感じ、外見への満足度も低い結果となっています。これは日本人の美徳とされる謙遜なのか、はたまた本当に自己肯定感が低いのか……判断は難しいところです。