サッサと逃げる、まずは他部署へ異動願いを

ニケ　うわぁ～。29歳医療・介護関連さん、さっさとそんな恐怖職場から逃げたほうがいいです！

カワイ　繰り返すけど、問題は「その上司」じゃなく、「そういう上司たちを生み出す職場」です。昔からの厳しい指導法、時代錯誤の言動、上の容認、ストレス……、たくさんの「攻撃を生む要因」がありそうですよね。

ニケ　他の部署はどうなんでしょうか？

カワイ　もし、他の部署に「安全地帯」があるなら、そこに異動願いを出す。まずは近場に逃げる。

逃げる手段を考えよう (C) PIXTA
逃げる手段を考えよう (C) PIXTA

ニケ　なければ転職を考える？

カワイ　もちろんそれがベストなんだけど、すぐにいいところが見つからないかもしれないので、まずは他部署に逃げることからやってみてください。

ニケ　気が付いたときには「心がボロボロになってた～」なんてなったら、大変！ ああ、頑張って逃げて！ 必死で逃げてほしい！ とにかく異動だ！

カワイ　それと……くれぐれも、逃げることを負い目に感じないでくださいね。まずは、今の恐怖環境から脱出して、心を休ませてあげてください。

ニケ　他の部署に異動して、第三者的な立場から「攻撃する上司を生み出す環境」を改善することもできるかもしれないですよね？

カワイ　その通りです。だいたい上司が部下を威圧して緊張させたら、余計ミスが増えちゃうでしょ。本末転倒でしょ。

ニケ　あの～、医療系の現場でも、明るく元気に働ける職場って……。

カワイ　あります！ たくさんあります。厳しい指導があっても、温かい職場はあります。

ニケ　29歳医療・介護関連さん。とにかく逃げろ～！ 後のことは、その後考えよう！

カワイ　そういうことです！ では、また来週～！

文／河合薫　写真／PIXTA

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