今回は、年下の男性社員とのコミュニケーションの取り方について。アラフォー女性の相談です。分かり合いたいという女性に、健康社会学者の河合薫さんはどのような回答を出したのでしょうか。アラサー独身女性代表のニケさんと一緒に見ていきましょう
【Q】扱いに困る男子の取扱説明書はありませんか?
不惑を目前にして、年下との付き合い方を身に付けたいです。
末っ子のせいか、年上への対処には問題ないのですが、年下、特に男子への対応に困ってしまいます。特にプライドが高い男子や自信家の男子。仕事で共同作業をする際に、どうしたら彼らと分かり合えたり、こちらの説得に応じてもらったりできるのでしょうか。(39歳、製造、営業、既婚・子どもあり)
【A】トリセツなどない! 「オバちゃん」になるが勝ち!
ニケ 39歳営業さん、ニケと全く逆ですぅ。年下と話すほうが断然ラク! 今の子たちってみ~んな優しいし、いろいろ教えてくれるし、いつも遊んでもらってますよん。
カワイ ニケさんは年下キラーってことね。
ニケ そ、それほどでもないですけど~。まぁ、オホンッ、そういうことになるんでしょうか! 薫さんは、どっち派ですか?
カワイ どっち派って?
ニケ 年下と年上、どっちが得意かってことです。薫さんとか年下もオジさんもコロコロ転がしそうだし~。……う~む、どっちなんだろう?
カワイ ……ダンゴムシじゃあるまいし、コロコロはないでしょ(笑)。私は年齢とか性別とか国籍とか気にしたことないから、どっち派でもないです。だいたい苦手とか、嫌いとか思った途端、うまくいくものもうまくいかなくなるしね。
ニケ ってことは、39歳営業さんは、悪循環に陥ってるってコトになりますね。年下の扱い方が分からない → 苦手意識が高まる → うまくいかない → 苦手意識が増々高まる → 増々うまくいかなくなる……。
カワイ (笑)ドツボにハマってますね。
ニケ 薫さ~ん、どうすりゃいいですか? 今さら39歳営業さんに「苦手意識を持つな!」なんて言ってもムリですよ~。
カワイ 「オバちゃん」になればいいです。
ニケ オバちゃん? 親戚のおばさんになれってことですか?
カワイ いいえ。メンツもない、しがらみもない、変な羞恥心もない、ただのオバちゃんです。困ったことがあると「あら~やだ~」とか言って、相手を軽~くドツく、あっけらかんとしたオバちゃんになってください。以上です!
ニケ えええ~っ! い、以上って。ダメですよ、ダメ! オバさんって、声デカいし、足広げて座るし、道の真ん中を歩くし、そんなふうにニケはなりたくなりですぅ。39歳営業さんもそうだと思います!