旅に出たい。できるだけラクに。できるだけお金をかけず、それでいて心が潤う旅に――。いつの間にやらアラサーを通り越し、迫り来る40代を前にモヤモヤを抱えたライターNと編集Oの女二人が、千葉の見どころを1日で巡る1万円以下のバスツアーを見つけて、ショートトリップに出掛けてみました。

休みが1日取れたなら、日帰りバスツアーでリフレッシュ!

 旅の満足度を高めるには、どうすればいいのだろう。

 行き当たりばったりの旅もいいけれど、1日限りの休暇をうまく生かそうと欲を出すなら、入念なリサーチや下準備が要るというもの。旅の当日にも、時刻表を見ながらスケジュール管理をしたりお財布と相談したりと、なにかと調整・検討が必要なものです。

 しかし。日々の仕事でも調整・検討事項と向き合っている私たちは、とにかくラクがしたくなり……そんなときに見つけたのが、日帰りバスツアーでした。

 ガイドさんに導かれるままに、ただ座っているだけですてきな場所へと連れて行ってくれる。おいしいものやワクワクするような体験がバッチリ用意されていて、諸費用込みだからお財布の心配もなし。子どもの遠足のようにただただ楽しむだけでいい……。そんなスタイルの日帰り旅があることを知り、今の私たちの気持ちにぴったりとフィットしたのです。

 今回参加を決めたのは、クラブツーリズムのバスツアー。税込9990円(平日料金)という料金が信じられないほど、盛りだくさんなプランに驚かされます。

今回のツアースケジュール(時間は目安)
08:50 池袋発のバスに乗車
11:50 富浦のお百姓市場 カキをはじめとする海の幸の食べ放題を堪能
13:30 千倉の花畑 花を摘んでお土産に持たせてもらう
15:00 濃溝の滝 SNSで話題のフォトジェニックな滝を見に行く
16:30 東京ドイツ村 関東三大イルミネーションに選ばれた華やかなイルミネーションを満喫
20:00 池袋にて解散

 平日に休みをとった私たちは、通勤中の人たちに紛れて朝の池袋に向かい、8:50にバスに乗り込みました。

平日だったので、参加者はやや年齢層高め。1人参加でも問題はなさそう
平日だったので、参加者はやや年齢層高め。1人参加でも問題はなさそう
バスの中にいる時間も快適で楽しい
バスの中にいる時間も快適で楽しい