「家族」にまつわる言葉

 変化や災害の多い1年でもあり、そのなかで家族の絆を再確認する人も多かったようです。家族が無事に過ごせたことに「幸」を感じた人、家族の誰かを看「病」したという人もいました。

家族の絆を再確認 (C) PIXTA
家族の絆を再確認 (C) PIXTA

「感謝」
旦那さんが働いてくれるから私は毎日楽しい時間を過ごせるので感謝。9月に亡くなったおばあちゃんがいたから、私のお母さんがいて、そして今の私がいる。おばあちゃんに感謝。(38歳、金融・証券・保険、総務)

「絆」
結婚したことで二人だけではなく、友人、家族、兄弟との絆が広がり、そして深まっていきました。(44歳、マーケティング・広報・宣伝)

「絆」
母の病気が分かり、結婚してしばらく会っていなかった兄と久しぶりに会い、がんの情報交換をし、病院に通い、お葬式、お墓の相談、一人になった父のこと……あらためて昔のように協力することを思い出しました。やっぱり家族っていいな、友達って助かるな、と思いました。つらく長い1年でしたが、何かを学び取ろうと考え続けています。(37歳、教育、秘書)

「諸行無常」
20代後半にさしかかり、家族、仕事、友人、趣味、すべての物に変化があった1年でした。その変化を止めることも、以前の状態に戻ることもできないと思う出来事がたくさんありました。来年は私もいい感じに変わっていきたいです。(26歳、IT・通信、一般事務)

「忍耐」
昨年の会社の女性躍進制度から打って変わって、今年は女性昇格が絞られ、今年も昇格できませんでした。家では子どもが負傷して入院、退院後も通院で長い時間をとられたので、来年は家族共々いろいろチャレンジ、羽ばたける年にしたいです。(48歳、製造、技術職)

「家族」
子どもが生まれて環境が激変しました。仲良しだった夫とも言い争いが増え、イライラしても彼のことは好きだし、頼りにしすぎているので気持ちが揺れてしまいます。子どもはかわいいけど時々面倒で、これからどんな家族の形ができていくのか不安だったり、楽しみだったりします。(41歳、商社・卸・流通・小売り、人事)