いよいよ年末が近づいてきました。今年1年を振り返る時期ですね。そこで、編集部では読者の皆さんに「皆さんにとって、2017年の一大ニュースは何ですか? そのニュースに対する見解も教えてください」と聞いてみました。国際情勢から政治、芸能、お菓子ネタまで、バラエティー豊かな回答をご紹介します。

【調査概要】
◎日経ウーマンオンライン上で読者を対象に実施
◎調査期間:2017年11月1日(水)~11月30日(木)
◎有効回答者数:441人

【国内政治】不満や不安が残った選挙

 例年に比べて、今年は派手な政治ニュースが駆け巡りました。政治に関心を持った人が多いようです。

あなたの2017年一大ニュースは何ですか? (C) PIXTA
あなたの2017年一大ニュースは何ですか? (C) PIXTA

<衆議院議員総選挙>

選挙やっぱり自民党が勝っちゃうんだ……。(43歳、運輸、人事)

もともと安倍さんが勝つとは思っていたが、小池さんに新しい風を期待していたものの、希望の党も追いやられた感じで残念。(31歳、情報通信、営業事務)

小池氏の選挙の失敗。女性リーダーのシンボルとして期待して応援していただけに、ここで神風が止まってしまったのは残念。(35歳、娯楽、宣伝)

投票率の低さに未来が心配になりました。(31歳、サービス、販売・接客・企画)

<森友・加計学園問題>

やはり森友学園と加計問題。うやむやのままなので。(38歳、商社、経理)

政府の隠蔽体質。森友や加計学園問題で、記録がないなど、あり得ない状況が起きていること。(34歳、医療福祉関連、支援員)

籠池さんは自分の通っていた幼稚園の園長先生だったので、毎朝顔を見ていた人をテレビで見るようになってびっくりした。(27歳、サービス、接客)

<不祥事>

政権の不祥事。森友や加計だけでなく、不倫疑惑など、政治を任せていていいのかなと不安になる要素が多い。(34歳、医療福祉関連、専門職)

政治家不倫問題。人のお金で生活しているのだから、そんな暇があったら、働いてほしい。(41歳、サービス、総務)

【国際情勢】「北朝鮮」と「トランプ」が2大キーワードに

アメリカと北朝鮮、両国の発言に不安を覚えた読者も多数 (C) PIXTA
アメリカと北朝鮮、両国の発言に不安を覚えた読者も多数 (C) PIXTA

<北朝鮮>

ミサイル発射。日本中を怖がらせたニュースではないか。背筋が凍りついた。映画ではなく本物のことなんだと実感するのに時間がかかった。「平和な世界」は実現できないのだろうか。(27歳、公務員、専門職)

ミサイル実験の頻発。チロリロリンのJアラートを初めて聞いたときは何が起こったかと思った。(27歳、海上自衛官、幹部搭乗員)

金正男の暗殺。恐ろしいと思った。(38歳、公務員、一般事務)

<トランプ大統領>

トランプ大統領の誕生。世界のゆがみを感じた。(35歳、医療福祉関連 、総務・専門職)

トランプ大統領就任。過激な発言をニュースで聞き、世界的影響力の大きいアメリカのトップとしてふさわしいのか疑問に思い、不安になった。トランプ大統領のキャラクターやオバマ元大統領とのギャップに驚いた。(32歳、サービス、専門職)

アメリカのトランプ政権。もともと良くないですが、歯に衣着せぬ物言いで、北との関係がさらに悪い方向に行かないか、いつもヒヤヒヤしています。(32歳、娯楽、専門職)

トランプさんが初来日。ビジネスマンらしいと感じた。(36歳、小売、一般事務)

<その他>

アメリカのホテルからライブ会場への銃乱射事件。あの距離で届くことにまず驚き、犠牲者の数に驚き。人間最後だと思ってしまえば、何でもできるものなのですね…‥。(33歳、製造、企画)

カタルーニャの独立問題。人権や民主主義がより根付いた欧州の国で、中央政府が暴力で投票を阻止しようとするのは非常にショックだった。そしてそれに対処しようとすらしないEU、何の声明も出さない日本にも失望した。(34歳、学術研究・技術サービス、一般事務)