「さんま」…脂のり最高!

 例年よりもやや高い価格を心配する声はあるものの、やっぱり秋の食卓にはこれがないと始まらない、という女性が多数。この時期、このためだけに七輪を用意しているという風流な声もありました。小骨が多いさんまをどれだけきれいに食べられるか、パートナーや家族と競い合うという楽しみ方も。

塩焼き以外にもさまざまな楽しみ方が (C) PIXTA
塩焼き以外にもさまざまな楽しみ方が (C) PIXTA

毎年さんまを楽しみにしています。特に楽しみにしているのは、おすしです。(23歳、運輸、営業・一般事務・営業事務)

祖父が作ってくれるさんまの煮付けが大好きです。もうすっかり高齢の祖父。あと何回食べられるか分かりませんが、毎年とても楽しみにしています。(27歳、医師・医療関係者、専門職)

秋のキャンプ、七輪で焼くさんまが楽しみです。七輪はこのためにしか使いません!(28歳、製造、マーケティング)

さんまの塩焼き! 初回は、必ず七輪で焼きます! 彼氏との恒例行事です。(29歳、サービス、人事)

さんまの刺身。ルイベ風にイクラとあえて、生姜じょうゆでいただきます。(31歳、建設、企画)

内臓をきれいに取る方法を覚えてから、この作業をしたいがためにさんまを買っているかも。上手に取れるとおいしく焼けます。(32歳、製造、一般事務)

さんまにみりんを薄めたものを振りかけて焼くときれいに焼けます。(35歳、契約社員、情報通信、一般事務)

学校給食を生業にしているので、この季節は秋メニュー! さんまの筒煮・かば焼き・塩焼きなどを。ごはんも栗ごはん・きのこごはん・さつまいもごはんなどを提供しています。かぼすやすだちも使用できる範囲で使っています。(44歳、公務員、専門職)

さんまを塩焼きで。どれだけきれいに食べられるか、夫と競争するのをいつも楽しんでいます。(47歳、会社員、サービス、一般事務)

「栗」…スイーツでも人気!

 和にも洋にも合う秋の味覚、それが栗。硬い皮をむいたり、時には虫に遭遇したりと、口に入るまでの道のりが険しいだけに、食べたときの感動もひとしおなのかもしれません。

食事にもデザートにも合う秋の味覚といえば (C) PIXTA
食事にもデザートにも合う秋の味覚といえば (C) PIXTA

母の栗ごはんが大好きです。幼い頃から、帰宅したときに母が一生懸命栗をむいている姿を見ては、「栗ごはんだー!」と喜んでいました。今は実家を離れてしまい、2年ほど食べられていないので寂しいです……。(23歳、情報通信、SE・ITコンサルタント)

実家から送られてくる栗が楽しみです。栗ごはん、渋皮煮、甘露煮など、今年も何を作るか迷ってます。(30歳、教職員・教育関係者、専門職)

祖母が栗畑を持っているので、秋になると家族で収穫して、栗ごはんや、栗きんとんを作るのが我が家の秋の定番です。(33歳、サービス、受付)

夫の実家から球磨郡錦町の賀久農園の栗(球磨栗)が送られてくるのが楽しみです!(42歳、総務)

友達の実家から送ってもらう栗を渋皮煮にして楽しみます。(23歳、サービス、総務)

栗のお味噌汁が好きです。ホクホクでおいしいです。虫にもだいぶ慣れました……。(25歳、NPO・団体職員、企業支援)

モンブランです。毎年いろいろなお店が新作を出すので、それを食べ比べるのが秋の楽しみです。(26歳、生活関連サービス、一般事務)

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 「秋刀魚(さんま)が出ると按摩(あんま)が引っ込む」「柿が赤くなれば医者は青くなる」などのことわざにもあるように、秋の味覚は栄養もたっぷり。普段は体重管理を怠らないワーキングウーマンの皆さんも、夏の暑さに疲れた体にエネルギーチャージすべく、ぜひ秋ならではの旬の味覚を楽しんでくださいね。

文/金澤英恵 写真/PIXTA