「あー、もっとゆっくり休みたい!」――そう思ったことのある人は多いでしょう。皆さんは、日ごろしっかり休養を取れていますか。日本人は「休み下手」といわれますが、全国の働く男女1000人を対象とした調査で、とにかく満足な休養が取れていない日本人の実態が明らかになりました。

(日本リカバリー協会調べ、調査期間:2017年8月21日~23日、対象:日本在住の20~60代の各年代男性100人・女性100人の計1000人、有職者)

何もかも忘れて、泥のように眠りたい… (C) PIXTA
何もかも忘れて、泥のように眠りたい… (C) PIXTA

1日の中で足りない時間は?

 まず「1日の中で足りないと感じる時間」について聞いたところ、最も多かったのは「休養・睡眠」で59.7%、およそ6割にのぼりました。続いて、「趣味・遊び」50.1%、「運動」37.9%が並びました。

 一方、「仕事」「家事」は約8.5%にとどまる結果に。仕事や家事は十分だと感じているようです。

 仕事から離れて、体を休めたりストレス解消をしたりするための時間が足りていないと感じている実態が明らかになりました。

「休養・睡眠」「趣味・遊び」「運動」が足りていない人が多い!
「休養・睡眠」「趣味・遊び」「運動」が足りていない人が多い!

 年代別に見ても、20~60代の全年代で足りない時間のトップは「休養・睡眠」という結果に。中でも割合が高いのは40代の68.5%で、一番低い60代でも5割以上は休養が足りないと感じていることが分かりました。