皆さんは、手帳やスケジュール帳ではなく、「自由に書き込めるノート」を持っていますか? 最近はデジタル化が進み、スケジュール管理からメモまでスマホを利用する人が増えているようです。そのような中でも、ノートに書く習慣がある人は、どのようにノートを活用しているのでしょうか。読者アンケートから、さまざまな活用法が明らかになりました。

【調査概要】
◎日経ウーマンオンライン上で読者を対象に実施
◎調査期間:2017年3月31日(金)~4月30日(日)
◎有効回答数:215人

 日経ウーマンオンラインが実施したアンケートには、215人から回答が寄せられました。読者のノート活用法は、大きく分けて次の4タイプでした。

(1)日記ノート:日常の出来事を書き留める
(2)専用ノート:本、言葉、お金などワンテーマに絞って書く
(3)何でもノート:思ったことやアイデアなど何でも書いておく
(4)自分アップノート:夢や目標、前向きになれることを書く

 それぞれ詳しく見ていきましょう。

(1)日記ノート:日常の出来事を書き留める

日常の出来事を書き留めていますか? (C) PIXTA
日常の出来事を書き留めていますか? (C) PIXTA

 日常の出来事を書き留めるだけでなく、好きなものを貼ったり、自分の心や状況を整理するという使い方もありました。

1日1ページの本を使っています。下段には名言や自分が気になった文言を書いておき、上段に日記やら落書きやらを書いてその日の気分を記しています。(22歳、公務員、教職員)

日記として使っています。雑誌の切り抜きやチケットなども貼っています。(22歳、製造、営業)

普通のリングノートに、書きたいことがある日だけ日記をつけています。誰にも見せないので、取り繕わずに感じたことをそのまま残しています。うまくいかなくてつらいこと、自分の嫌いなところ、うれしかったことなどが主な内容です。(29歳、サービス、接客)

毎日の日記を付けるのは残業も多く大変なので、毎週日曜日、週に1回まとめて週誌を書いています。その週によかったこと、悪かったことも書いて反省して、ストレスも発散しています。(29歳、営業)

「happy diary!」と名付けた手帳を持ち歩いています。必ず寝る前には開き、「明日も頑張ろう!」と唱えます。書き込む内容は、部屋をどうやって片付けるかや、理想の自分像を書き出したり、今日何を思ったか、目標など……ふと日常生活で感じたことをひたすら書きつづる手帳です。思いを書き出すだけで自分の中の整理ができるし、計画などが視覚的に捉えやすくなり、次の行動がスムーズになる気がします。(29歳、医療福祉関連、専門職)