(4)自分アップノート:夢や目標を書く

 自分の夢や願いを書き出したり、いいことだけをつづってプラス思考を心がけたり。よりよい自分を目指すためにも、ノートは有効なようです。

<目標・夢・願い>

目標ノート。月の目標と論語や偉人の言葉を記載しています。(31歳、サービス、専門職)

年初めに100個ほど夢を書いて、それを1年かけて一つずつかなえられるように頑張る「夢ノート」を持ち歩いています。小さなことから大きなことまで何でも記入し、かなったときは線を引き、地味だけど達成感を味わいます。思い浮かべるだけでなくノートに記入することで夢が目標となり、現実味が増し、ポジティブな考え方が増えたように思います。(34歳、金融、受付・一般事務)

「願いをかなえるノート」を作っています。今年のかなえたい願いを30項目ぐらい書き出し、1週間に一度、週末にコーヒーを飲みながら読み返しています。日常の忙しさで忘れてしまいがちな目標を思い出すことだけでも、スイッチが入ります。昨年は書き出したのに、今年は「いいや」と思えるものもあり、自分の望みが何か明確になっていくし、少しずつ願いに近づいているんじゃないかな?(38歳、情報通信、経理・総務・人事)

<プラス思考に>

「バラノート」。「デスノート」ではなく、幸せになる予定を書いています。自分、周りの人、誰でも幸せになる予測を書き込みます。(39歳、建設、経理など)

ポジティブになるためのノートを付けています。1日その日あったいいことを三つ挙げる。それだけなのですが、マイナスに考えるクセは少しずつ減ってきているような気がします。後から読み返すと、「私、結構幸せじゃん」と思えるのでおすすめです。(35歳、教育、学習支援、教職員)

ノートに書きながら心が整理されていきます (C) PIXTA
ノートに書きながら心が整理されていきます (C) PIXTA

 いかがでしたか。ノート一つでも、バラエティ豊かな活用法がありました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

文/佐々木恵美 写真/PIXTA