日本では「働き方改革」が盛んに叫ばれていますが、オフとなる休日はどのように過ごしているのでしょうか。全国のビジネスパーソン1000人を対象として、休日のリフレッシュ法や理想・実際の過ごし方などを調査した結果によると、男女でさまざまな違いがあり、女性はあまり理想通りの過ごし方をできていないことが判明しました。
一般社団法人日本能率協会調べ
◎調査対象:20~69歳までの正規・非正規雇用の就業者1000人(男性555人、女性445人)
◎調査期間:2017年9月27日~10月6日
8割以上の人が「休日=リフレッシュ」を意識
まずは、職場の休日にリフレッシュするように心掛けているかを聞きました。「とても心掛けている」(31.8%)、「やや心掛けている」(51.3%)で、8割以上の人がリフレッシュをすることに積極的に向き合っていることが分かりました。
リフレッシュ方法に男女差あり
では、リフレッシュのために具体的に何をしているのでしょうか。
回答数トップは、好きなことに没頭すること。男女ともに最多となりました。
男女別に回答を見てみると、男性と女性とでは違う傾向がありました。例えば「体を動かす」という項目では、男性が27.9%、女性が14.4%――と男性のほうが多く集まり、アクティブ志向であることが分かりました。
女性の回答が男性の回答を上回ったのは、「何もせずゆっくり過ごす」「おいしいものを食べる」「いつもより長く睡眠を取る」といった項目でした。女性はゆっくり過ごしたり、おいしいものを食べたりすることでリフレッシュしていることが明らかとなりました。