全国でちらほらと桜が咲き始め、春らしくなってきました。春はポカポカ陽気や新しい出会いに恵まれて、ワクワクすることが多い季節ですが、実は夏バテならぬ「春バテ」が存在するようです。その要因や解消法までご紹介します。

(ウーマンウェルネス研究会supported by Kao調べ、調査期間:2017年1月11日~14日、対象:首都圏在住の20~50代男女629人)

9割以上の人が不調を自覚、昨年より1割増

 首都圏在住20~50代の男女629人に、春(3~5月)に不調を感じたことがあるか聞いたところ、9割以上の人が「何らかの不調を感じた」と回答しています。男女別に見ると、女性のほうが不調を感じているようです。また、前年の調査では全体で8割だったことから、以前より多くの人が不調を感じていることが分かりました。

眠い・だるい・イライラ…心身の不調はさまざま

 では、どんな自覚症状があるのでしょうか。

 肉体的な不調としては、「昼間眠い」(57%)、「身体がだるい」(57%)、「肩がこる」(54%)がトップ3でした。精神的な不調では、多い順に「イライラする」(54%)、「憂鬱感」(50%)、「気分の落ち込み」(49%)が並びました。