なぜ呼ばれたのか分からない送別会

そこまで関わりがなく、しかも社内ではお局さま的な存在だった方の送別会に呼ばれてしまいました。送別会の会場はホテルの最上階のレストラン。食事のコースだけで1万円、お餞別とお花代で別途5000円を支払って大出費でした。社会人1年目だったので断ることができず、安い給料の中からやりくりして参加。お局さまのレジェンド話を延々と聞かされ、うんざりでした。(30歳、IT・通信、広報)

人間関係の崩壊によりこの職場を去るのに、無理やりに両方を同席させた会。呼ぶのは辞める方だけでよかったと思います。(40歳、医療福祉関連、専門職(教師など教育関連))

単なる飲み会としても残念

お店の料理がおいしくなかった会。(25歳、製造、広報)

食事や飲み物がすぐに出てこず、乾杯に至るまで時間がかなりかかってしまったため、全体的に雰囲気が悪くなってしまった会。(27歳、製造、技術職)

会費が1万円超の送別会。高すぎます。(36歳、鉱業、広報)

カラオケの2次会はむちゃ振りがあるから二度と行きたくありません。(30歳、金融・証券・保険、一般事務)

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 温かい送別会はいつまでも忘れない一方で、散々な会も。幹事を務めた人の経験を聞いたアンケートでは、少なからず「成功した」と思っているケースが多いようなので、今回の回答結果とのギャップを感じました。回答者の一人が経験したように、「自分がしてもらったことを他の人に返そう」という気持ちになれるような、すてきな送別会に参加できたらいいですね!

文/越智理奈 写真/PIXTA