【職場で失敗】正直に「用意してません」と伝えたら……

 義理チョコを楽しみにしている会社の男性陣もいるんです。みんなに配るなら、チョコの数が足りなくならないように、ご注意を。

上司の人数を間違えてしまい、1個足りない状況に。お昼休みにコンビニへダッシュしました。一つだけ種類が違ってしまったけれど、「部長には特別!」と言ってごまかしました。(26歳)

派遣社員として総務部に勤務していた頃。派遣先の男性社長に呼ばれ、「バレンタインデー、用意してる?」と聞かれ、つい、「用意してません」と正直に答えてしまった私。傲慢な性格の社長は「私はいらないから」と、さも欲しそうに。それから、私への風当たりがとてつもなく強くなりました……(涙)。(36歳)

会社用のチョコを購入できていなかったので、大慌てでバラエティーショップで購入。「ずいぶん安く買えたな」と思っていたら、ただのギフトボックスで、中身は空っぽ! それに気が付いたのが当日の朝で、コンビニでチロルチョコを買って詰めました。トホホ。職場の人は笑って許してくれましたが、こんなバレンタインはもう繰り返したくありません(笑)。(29歳)

彼氏のために、百貨店で人混みにもまれながら有名ショコラティエのチョコを買いました。購入後、そのチョコの写真をSNSにアップしたところ、会社の男性社員から、たくさんの「いいね」が……。ごめんなさい、これは彼氏用でした! 男性社員用の義理チョコは、新人の女性社員がスーパーで適当に買うことになっていたため、無駄な期待をさせてしまったと大反省しました。(37歳)

同じ職場の人に、その人の趣味であるサッカーにちなんでサッカーボールのチョコを買いました。その人はちょうど私の背を向けたところに座っており、毎日残業します。人が少ない残業時間にさりげなく渡そうと思って、自分も無理に残業をしました。でも気が付いたら、残っていたのは、ほかの男性社員二人だけ。聞くと彼は帰ったとのこと。ラッピングされたチョコを手にしていたので、「よかったらどうぞ」と、その二人に渡してしまいました。二人は大喜びでしたが、私は本当にがっかりしました。(36歳)

 数々の成功&失敗談、いかがでしたか? 筆者は今回、多くの体験談を読んで、大人の女性として日ごろの感謝を伝える良いきっかけにできたらいいなと思いました。みなさま、ぜひ素敵なバレンタインデーをお過ごしください。

文/越智理奈、写真/PIXTA