義理チョコを「あげる」派にも苦労あり

 義理チョコをあげる派の意見もタイプ別にご紹介します。チョコを一つのコミュニケーションツールとして捉えて日ごろの感謝の気持ちを表したり、男性女性問わずにみんなでバレンタインそのものを楽しむという意見が多く見られました。とはいえ、あげる派にも苦労はあるようです……。職場での義理チョコ有効活用法から苦労話まで、働く女性たちの知恵と奮闘ぶりを一挙ご紹介します。

日ごろの感謝を伝えるイベントとして楽しんでいる人が多いようです (C) PIXTA
日ごろの感謝を伝えるイベントとして楽しんでいる人が多いようです (C) PIXTA

「コミュニケーションツール型」 職場の潤滑油に!

そういうイベントに参加したほうが社内も華やぐし、和やかな雰囲気になります。(33歳、サービス、秘書・一般事務)

お歳暮代わり、コミュニケーションの一つです。そんなに大げさなものでなくていいと思います。(40歳、小売、総務)

同じフロアの人にあげます。普段話さない人とも、話すきっかけになります。(36歳、情報通信、営業・企画・マーケティング・一般事務・営業事務)

みんなに支えられて自分があると思うので、感謝の気持ちであげます。(30歳、NPO・団体職員、キャリアコンサルタント)

「義理チョコ」という文化が日本独特で、面白いと思う。それをきっかけにいつもお世話になっている人にお礼ができるので、いいかなと思います。(45歳、製造、経理)

同じ部署の男性全員と、普段から飲みに行くような他部署の男性にはあげるようにしています。恒例行事として、チョコを選ぶのも毎年楽しみにしています。(29歳、商社、営業事務)

「集金型」 みんなでお金を出し合ってまとめて渡す

女性社員みんなでちょっとずつお金を出し合っています。自分たちの食べる分も含めて、話題の「自分たちが食べたい!」スイーツを選んで購入し、男性社員にプレゼントしています。(32歳、情報通信、一般事務)

同じ部署の男性社員全員に渡します。毎年定額を集めて買ってきて、女子全員からということで渡します。定額制のほうが、誰にあげるかなどを悩まずに済むので楽です。お返しのときも、男性社員全員からということで必ずお返しをもらえます。(30歳、金融、一般事務)

個人的にではなく、女性陣でまとめて購入して男性陣に渡しています。そのほうが気楽です。(29歳、飲食、人事)

「シェア型」 共有スペースに置いてみんなで楽しむ

数があるものをお菓子コーナーに置いておきます。日ごろお世話になっている警備員さんなどにも、数があるものを渡します。そのせいか、仕事で急いでいるときやサポートが必要なときに、快く引き受けてくれている気がします。(33歳、情報通信、人事・接客・企画・広報)

少人数の会社なので、お徳用パックのチョコを買って、みんなでおやつ代わりに食べる感じです。(43歳、サービス、広報)

会社の習慣で、バレンタインには何名かの女性社員が休憩室にチョコを置いていくので、私もそこに混ざって置いています。個包装になっている小さなチョコの詰め合わせなどが定番です。男女関係なく、休憩時間などにみんなでそれを食べて楽しむ感じです。(36歳、情報通信、SE)

職場の院長には個別に渡し、同僚には大箱で休憩室に置きます。バレンタインになると休憩室にお菓子がいっぱいになるので、休憩が楽しみになります。(28歳、医師・医療関係者、専門職)