義理チョコを「あげない」に至った経緯は?

 職場自体がNG、男性ばかりの職場で出費がばかにならないなど、そもそも義理チョコをあげる環境のハードルが高過ぎる、という声も。意外なのは、お返しが豪華過ぎて恐縮するのでやめた、という回答が多数あったこと。男性側のホワイトデーの負担も加味して、義理チョコは「あげない派」を宣言している方もたくさんいるようです。特に多かった意見をタイプ別にまとめてみました。

職場での2月14日は「いつも通り」 (C) PIXTA
職場での2月14日は「いつも通り」 (C) PIXTA

「義理チョコ不要型」 職場でNGという人も

義理チョコはあげません。日ごろの感謝は言葉で伝えます。(39歳、医療福祉関連、接客・専門職)

社内でバレンタイン、クリスマスなどのプレゼントは禁止されています。何か理由をつけて贈答するのはお互い気を使ってしまうから、好ましくないという会社の方針です。(24歳、製造、企画)

会社で禁止されています。どうやら過去にトラブルがあったようです。(32歳、建設、企画)

本命以外のチョコのやり取りは会社で禁止になっています。以前は「あげたほうがいいかな」と悩むことがあったので、そういう決まりがあるととても楽だなと思いました。(33歳、情報通信、一般事務)

「男女比問題型」 女性だけの職場&男性が多過ぎる!

ほとんど女性しかいない職場なので、義理チョコも関係ありません。(33歳、卸売・流通、技術職・専門職)

女性が多い職場なので、男性を気遣う文化がそもそもありません。(31歳、情報通信、企画)

以前は上司から同僚、部下まであげていました。でも男性が多い会社ということもあって、上司から「お互いに気を使うので義理チョコはやめましょう」との話があり、なくなりました。(39歳、小売、販売・接客)

以前はあげていましたが、女性1人に対して男性が10名ほどで負担がかかるため、異動とともにやめました。(37歳、製造、経理)

入社時から義理チョコをあげない文化でした。男性が多い職場なので女性側の負担が大きく、女性社員の中で「今より女性社員数が減ってもチョコを渡し続ける気があるか?」という基準で考え、全員一致で「あげない」としています。(32歳、情報通信、SE)

職場は男性16人のところに女性1人。昨年はあげたのですが、お礼が倍返しかと思うくらいにすごくて恐縮してしまったので、今回はあげない予定です。(43歳、情報通信、一般事務)

「不公平感型」 あげるなら全員にあげないと角が立つ

あげる人とあげない人がいて気を使いましたし、時間も労力も使いました。つい最近転職したばかりなので、これを機にやめようと思います。(38歳、製造、研究開発)

誰にあげる、あげないが問題になったため、義理チョコはやめました。(23歳、建設、専門職)

あの人にあげたいけど、そうするとこの人にもあげなくては……と、渡す相手がどんどん増えてしまいます。なので、あえてあげないことに決めました。頂いた場合にだけ、お返しをすることにしました。(24歳、公務員、専門職)