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「結婚してるのにどうして飲み会に行くの?」の謎(3/3)

2017年9月6日

「女は家を守るもの」という古くて苦しい価値観を変えたい

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根拠のない「家にいろ」は、互いを不幸にする

 まだ女性のほうが家を背負わされることが多いのが現状。だから夫は家事に対して人ごとで、「洗濯物たたんでおいたよ」とか「ゴミ出ししておこうか?」なんていう態度になる。

 「たたんで“おいた”」「しておこうか」って、いつだって妻たちはそれらの家事を褒められることなしに、当然のようにやっているんです。なんで勝手に、補助役になってるんだろう、そっちも当事者でしょ、って思っちゃいます。

 女性に対して、ナチュラルに「家(を守り、しきること)」を求める男性は、母親が専業主婦で父親が働きに出るという家庭の人が、自分の育った環境をそのまま今の夫婦関係にも持ち込んでしまっているのかもしれません。その結果、家にいても特に何もすることがないのに家から出ることを制限されたり、飲み会にも行けなかったりする妻が生まれてしまう。

 話題はちょっとズレますが、私は「不倫」だって、夫婦によってはありだと思っています。

■参考 はあちゅう「『恋愛の終着点=結婚』という結婚観は卒業します~はあちゅう 不倫するのも運次第 幸せな結婚って何だろう~

 不倫と言ってしまうと反感を買うかもしれませんが、夫婦の形だって、世間の押し付けではなくて、自分たちで決めていっていいと思うんです。世の中的な「夫婦」のルールはどうでもよくて、それが自分たちにとってどうか、ってことを個々人が考えればいいと思う。

 別に不倫を推奨しているわけではありませんが、すべての人間が、結婚したら一人の人を愛して一度も心揺らぐことなく夫婦を続けることができるかといったらすごく難しいと思うんです。不倫はちょっと言い過ぎだとしても、外で適度に息抜きをしたり家族以外の人間関係を持ったりすることで、家庭もうまく回るなんてこともあるのではないでしょうか。

 冒頭に挙げた、根拠のない「家にいろ」という価値観は結局、お互いを苦しめるものになりかねません。家事を女性だけが背負うのもおかしな話です。役割分担で解決することもあるかもしれませんが、潜在意識に染み付いた慣習は拭い去ることが難しいもの。私の中でも確たる答えはいまだに見つかりませんが、男女ともにそんな意識から早く解放されることを願ってやみません。

聞き手・文/小泉なつみ 写真/稲垣純也、PIXTA 取材日:7月24日

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はあちゅう
はあちゅう
作家、ブロガー。1986年生まれ。慶応義塾大学法学部政治学科卒業。在学中にブログを使って「世界一周をタダでする」などのプロジェクトを行い、カリスマ女子大生ブロガーとして活躍。電通、トレンダーズを経てフリーに転身。月額課金制個人マガジン「月刊はあちゅう」、「小さな野心を手帳で叶えるオンラインサロン」などを運営。著書に「とにかくウツなOLの、人生を変える1か月」(KADOKAWA)、「言葉を使いこなして人生を変える」(大和書房)など。
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