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「結婚してるのにどうして飲み会に行くの?」の謎(2/3)

2017年9月6日

「女は家を守るもの」という古くて苦しい価値観を変えたい

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「女だから」という理由だけで家事を抱え込む人たち

 一方で、女性自身が「家事・育児は女である私がやらなくちゃ」と、自らに呪いをかけているパターンも多い気がします。例えば私の母は世代が一つ前ということもあって、「女は家を守るもの」という意識がすごく強いんです。

 学生のとき、毎日私のお弁当を作ってくれていた母が寝坊したことがありました。私は「購買で昼ご飯を買えばいいか」くらいに思っていたら、母がものすごい形相とスピードでお弁当を作り出して、「あと5分でできるから!!」と頑張ってくれたことがあって。

 母のお弁当は楽しみですが、一日二日、外のものを食べたってどうってことない。これは私の勝手な想像ですが、そのときの母は「家で作ったものを子どもに食べさせない=母親失格」という強迫観念と戦っていたのかもしれません。母の頑張りをありがたく感じると同時に、「もっとラクしてほしいなー」と思っていたのも事実です。たまに寝坊してお弁当が作れないくらいのほうが、安心します。母も人間だから。私も、自分が母親になったときは、あんまり無理したくないですし。

 家事代行サービスをかたくなに拒否する人も多いですよね。ある男性は、共働き夫婦なのに家事能力が全くなく、妻ばかりに家の仕事で負担をかけるのは悪いと、自分のお金で家事代行を頼もうとしたらしいんです。でもそれに対して妻が「自分でやる」と大反対。妻である自分の家事能力が低いから家政婦に頼むのだと世間に思われてしまう……という思い込みがあったのかもしれません。でも、得意・不得意もあれば、仕事を優先したいときだってあるはず。同じことがベビーシッターにも言えます。夫がベビーシッターを頼もうとすると、妻が「私の子育てに不満があるってこと?」とキレてしまったという話も聞いたことがあります。

 「女だから」「妻だから」という理由だけで家事を抱え込もうとする意識から自由になれればいいんですけどね。

女性にも、家事を抱え込むのをやめる勇気が必要かも (C) PIXTA

 そうして女性自身が自分で自分を手抜きできない環境に追い込んでしまうことはすごく苦しいし、他の女性の居場所をなくすことにもつながってしまうのではないでしょうか。

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はあちゅう
はあちゅう
作家、ブロガー。1986年生まれ。慶応義塾大学法学部政治学科卒業。在学中にブログを使って「世界一周をタダでする」などのプロジェクトを行い、カリスマ女子大生ブロガーとして活躍。電通、トレンダーズを経てフリーに転身。月額課金制個人マガジン「月刊はあちゅう」、「小さな野心を手帳で叶えるオンラインサロン」などを運営。著書に「とにかくウツなOLの、人生を変える1か月」(KADOKAWA)、「言葉を使いこなして人生を変える」(大和書房)など。
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