年収、今年のボーナス額、ローン残額、タンス貯金の額……。どれも人に聞かれたら動揺してしまう人が多いはず。今回は、そんな知りたいのに話しにくい「お金の話」について、はあちゅうさんが声を大にして語ってくれました。

 どんなに仲の良い友人でもお金の話はしにくいですし、なんとくタブーなものになっていますよね。

お金の話ってどうして「タブーな感じ」になるのでしょうか(はあちゅう)
お金の話ってどうして「タブーな感じ」になるのでしょうか(はあちゅう)

 例えば、私はお仕事のご依頼をいただく際、相手があらかじめギャランティーを提示してくれなかったときにモヤッとした気分になります。拘束時間や報酬が分からないと仕事を受託するか否かを検討しようがないので、結局、依頼主に尋ねることになってやり取りが一往復増える上、なぜかギャラを尋ねた私がやぼっぽくなるんです…。仕事って基本的に「お金で動きます」という契約だから、金額を尋ねる私がなんでやぼになるのかよく分からないんですけど。

 金額の提示に加え、それが外税なのか内税なのか、振込手数料はどちら負担なのかーーこうしたこまごまとしたお金の話が積み重なると、フリーランスにとってはけっこうな消耗になるんです……。

 ちょっと話がそれましたが、今日はもっとお金の話をオープンにしませんか、と提案したいんです。