電話、メール、LINE、Messenger、Skypeなどなど、相手やシチュエーションによって連絡ツールを変えている方も多いのでは。そんなコミュニケーション手段の幅が広がった今だからこそ、“新たなマナー”も必要なのかもしれません。ということで今回は、はあちゅうさんが考える次世代コミュニケーションマナーについてお伝えします。

お礼メールを「見返り」と捉える人たち

 少し前、Twitterでこんなことをつぶやいたら、

 思いの外、反響がありました。

 その中で驚いたのが、「見返りを求めるくらいならごちそうしなければいいのでは?」という意見です。

 人と人が付き合う上で、相手にしてもらったことに対してお礼を言うのは当たり前ですし、「今日はありがとうございました」と一言LINEやメールを送るのにそんなに時間はかかりません。だからこそ、「お礼メール」を「見返り」と言い切ってしまう発想に違和感を覚えました。

 そもそも、打つのにたかだか数秒しかかからないお礼のLINEやメールが見返りだなんて、自分のLINEやメールにどれほどの価値があると思っているんでしょうか。理解に苦しみます。けれど、お礼のメールをしないのが当たり前の世代にとって、私の感覚は古いのかと心配になりました。