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女性の仕事と人生をよりハッピーにしたい。それを叶える選択肢のひとつが「起業」だ。女性に特化したマーケティング事業を展開するトレンダーズでは、そんな夢を持つ女性起業家たちを集め、キヤノンと共催で座談会を実施。トレンダーズ代表取締役・経沢香保子さんと12名の女性たちが、「起業のスタートアップ」と「モチベーションを上げる仕事場づくり」について語り合った。
チャンスを逃さないために──起業に向けてのターニングポイント
経沢香保子さん 経沢香保子さん PROFILE
慶應義塾大学経済学部卒業後、株式会社リクルートに入社。 その後、創業間もない楽天株式会社を経て、2000年、26歳でトレンダーズ株式会社を設立。2001年開講した「女性起業塾」を主宰。2008年、プリンスホテル役員に就任。
★『人生を味わい尽す』ブログ
経沢 仕事も頑張りたいし、女性としての人生も楽しみたい。それを叶えるためには、自分で何かを始めたほうがいいのではないか。そう思ったのが、私の起業のきっかけです。起業にあたっては不安もたくさんありましたが、その間も決してブレなかったのは、「自分の好きなことをやろう」ということと、「女性ならではの視点」。そうしたなか、世の中で購買決定権を握っているのは圧倒的に女性なのに、日本の会社の社長は95%が男性だということを知りました。そこで、女性についてのマーケティングデータを基に購買層と経営者を結び付ける事業を思いついたんですね。それが女性マーケティングというトレンダーズの誕生につながるわけです。

 さて、みなさんも「好きなことを仕事にしよう」という思いは同じだと思います。それを「起業」に導いたターニングポイントについて教えてもらえますか?

小川 私の場合はもともと営業職として働いていて、日々の目標といえばノルマの達成とか社内でのキャリアアップでした。でもあるとき、NPO代表や起業家の方々に出会い、自分自身のミッションに従って働くことの素晴らしさを知ったんです。私にも一生をかけてやる価値のある、自分だけの仕事があるはず、そう思い立って、現在は勤務と並行して「健康」をテーマとしたビジネスの起業準備中です。

児玉 私は会社員であることになんのギモンも抱いていなかったのですが、女性起業塾に来て、同世代の社長がたくさんいることに衝撃を受けたんです。しかもみんな使命感を持って仕事をしていました。そこで価値観ががらりと変わり、当時会社勤務の傍らにやっていたコーチング事業で独立しようと考え始めました。また、ちょうどその頃離婚をし、それが自分を奮い立たせてくれたんです。今ではいい転機になったと思っています。

島津 私も企業で働きながらお花の仕事をしていました。起業は考えていたものの、きっかけが掴めず……。そんなとき、青年実業家の男性とおつきあいしたのですが、これがとてもいい加減な人だったんですね(笑)。でも社会では認められていて「この人にできるなら、私にもできるはず!」という気持ちになり、思い切ってショップを開業しました。するといろんなタイミングが合って、すべてが回り始めたんです。

経沢 転機やチャンスって後からわかるものなんですよね。日々目の前のことを一生懸命やって、それがたまたま当たればチャンスになる。だから、つねに動き続けて、タイミングがアジャストするのを待つことも大事なんだと思います。
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