オン・オフのあらゆる場面で役にたつ美しい所作とマナー
こんな時代だからこそキチンと学びたい!
ニッポン女子の特権「きもの」と「和の知識」のこと




2010年3月。アカデミー賞一色のハリウッドに長沼静さんはいた。ハリウッドセレブたちに向けたイベント「セレンディピティ」で、自らがプロデュースに関わった基礎化粧品「DEARVERITE水女神」を紹介するためだ。
「このイベントは、さまざまな企業が会場にブースを設け、セレブたちに向けて製品をアピールすることができるものなのですが、誰でも参加できるわけではありません。事前に主催者による厳しいチェックがあり、そこで一流品と認められた製品だけが招待されるのです。アメリカでの起業によってできた繋がりなどもあってエントリーし、招待していただくことができましたが、私にとっては大きなチャレンジであり、いい勉強にもなりました」と長沼静さんは語る。
「DEARVERITE水女神」のブースでは、華やかな振袖を着て製品のプレゼンテーションを行った。
「私が振袖を着るなんて日本ではとても考えられませんが、アカデミーウィークということもあり、華やかさと同時に日本文化の象徴的存在でもある振袖できものを世界にアピールしたいと思い、あえて振袖を選びました」
もっとも、その効果は絶大だったらしい。
「みなさん、とても興味を持ってくださって……。希望される方には“簡易着付”をして差し上げたのですが、すごく喜んでいただけました」

