
女性1人よりもカップルで受診したほうがいい?
不妊原因の半分は男性にあるので、できれば一緒に検査を受けたい。ただ一般に男性は検査には消極的な面があるので、まずはあなた1人で受診して、自分の体の状態を把握するだけにしてもいい。

受診前に自宅で準備すべきことは何かある?
基礎体温表を2〜3周期分つけて持って行くといい。排卵があるかどうかを医師が判断しやすいからだ。月経不順がある場合も、原因を探る手助けになるので基礎体温表は必須。ただし、無月経になっている場合はつけても意味がない。とにかく早く受診しよう。

事前に医療機関の治療成績を知りたいのだけど?
不妊治療を専門に行う医療機関では、たいていホームページで治療成績を公開している。ただし、これだけでは医療機関の本当の実力は判定できない。年齢的に妊娠しにくい40代女性患者が多い場合、どうしても成績が悪くなってしまうからだ。高度不妊治療に必須となる(1)胚の凍結保存ができるか(2)卵子や精子を専門的に扱う胚培養士(エンブリオロジスト)がいるか──をチェックすることも大切だ。

男性の治療も同じ医療機関内でできる?
男性の不妊治療は通常、泌尿器科医が行う。泌尿器科医が常駐している施設は多くないが、一般的なクリニックでは、関連施設と連携をとりながら男性不妊にも対応している。どこまで治療できるか、事前に聞いておくといい。

治療をきっかけに夫婦仲が悪くなることもあるって本当?
不妊治療は一般に女性のほうが身体的な負担が大きいが、その一方で、男性も「子どもをつくる道具」のように感じて、プライドを傷つけられる場合もある。こうした側面をお互いが理解して取り組まないと、治療の過程で気持ちがすれ違ってしまうことも。治療を始める前に、期間や金銭の面でも、「どこまでやるか」を2人でよく話し合っておくといい。
不妊治療の中でも特に高額な体外受精と顕微授精を受けた場合は、「特定不妊治療費助成制度」を利用できる。国と自治体が1年度当たり1回15万円を2回まで、通算5年間補助してくれる。ただし、夫婦の合計所得が730万円未満という制限があり、自治体が指定する医療機関で治療を受けた場合に限られる。












