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選挙戦の“裏事情”~ 立候補者の“セルフブランディング”特訓とは

2015年4月24日

3万円でスーツを買うところから!? 政治家の“セルフブランディング1カ月特訓”とは

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 4月26日(日曜日)は、統一地方選の後半戦。最後の追い込みで、各地で激戦が繰り広げられています。パワフルに選挙戦に立ち向かっている立候補者ですが、あのように語って振る舞えるのは、元々の素質なのでしょうか。「いえいえ、政治家になろうという方でも、意外と最初は自信のない方が少なくありません。選挙前にセルフブランディングの訓練を積んで選挙に臨む方も多いのです」と、イメージコンサルタントの宮本雅恵さん。どんな訓練をするのでしょう…。これまで8年にわたって50人以上の政治家や立候補者などリーダーの方々の指導を担ってきた宮本さんに、「政治家のセルフブランディング」を聞きました。

 今回、市と区の議会議員選挙には合わせて約7600人程の定員に対し約9500人が立候補し、最後の戦いが繰り広げられています。

 さて、そんな立候補者の明暗を分ける要因の一つが“印象管理”。特に初立候補者ほど、自分をどのようにブランディングするかが重要な戦略ツールなのです。そこで、どんな努力が繰り広げられているのか、その“裏事情”を公開します。

 立候補する、となったら、戦略を立てるわけですが、初めての方などは「セルフブランディング」のために、選挙戦が始まる1カ月くらい前に駆け込んでいらっしゃることが多いのです。そこからゴールに向け、見た目や立居振舞い、話し方などのイメージ作りがスタートし、大きく3つのステップでブランディングを進めます。

政治家への道◆
ステップ1は「見た目をつくる」

 まず第1ステップは、「見た目をつくる」ことです。それは4段階で実行します。

(1)似合う色を見極める

(2)着る服のパターンを決める

(3)実際に買い物に行く

(4)ヘアスタイルを決め、メイクレッスンをする

 ここで考えるのは「選挙にふさわしい見せ方」。大切なのは、お洒落なことではなく、「明るく元気」「クリーン」「誠実な印象」「責任感」の4つの印象が伝わるか、です。これらの比重は人によって違いますが、この要素をアピールできるよう、整えていきます。

<1・似合う色を見極める~パーソナルカラー診断>

 まず、持って生まれたボディーカラーに似合う色を見つけ、印象アップを援護射撃します。似合うカラーを身につけることで個性が際立ち、存在感を強調できます。男性はネクタイやスーツ、シャツの色、女性は洋服をはじめ、メイクやヘアカラー、アクセサリー等の色に活用します。さらに、それ以外に候補者のイメージカラーとしてポスターなどの宣伝ツール、応援Tシャツ等も同色で統一します。

<2・着る服のパターンを決める~スタイリングパターン作成>

 有権者への挨拶や演説など、選挙ではいろいろな場面で人に自分をアピールするわけですが、どんな場でどんな方に挨拶するか、シーンに合わせたスタイリングは印象構築する上で必須です。そこで、3つのシーンで考えます。

 1つ目は、最もフォーマル度の高い政見放送。このシーンでは、誠実さ、責任感ある印象を与える正統派スーツです。

 2つ目は、商店街の方々に向き合う、といった時。動きやすく清潔感あるカジュアルスタイルで。

 そして、3つ目。駅前などでの街頭演説では、上の2つの中間くらいのフォーマル度で、その街の特徴になじむ服装を考えます。

 こうして、その方が持つフィールドや支持母体を想定し、色や体型も加味しながら、参考となる服装スタイリングを雑誌などから切抜き、パターン化します。その際、体型診断も行って、骨格や身体つきの特徴を確認し、体型の良さを強調するスタイリング、または体型コンプレックスをカバーする服の着方を提案します。

 「どう見せるか(着るべき服)」と「自分の好み(着たい服)」は違うことも多いので、それを認識していただく必要があります。

 例えば、T県の40代女性候補者の方の場合は、こんなアドバイスをしました。パワフルな個性をお持ちなのに、フリルやリボンなどのフェミニンスタイルが好み。そこで、テーラードジャケットやシャツを定番スタイルに変更。内面と外面の印象を一致させことで、主張をより明快に伝達できるようになりました。

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