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OLが一念発起!夢だったカフェを開くまで(2/4)

2012年10月16日

自己資金500万円で、小さなカフェを開いたワーママ

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低予算という現実と折り合いをつける方法

 居抜き専門の不動産サイトをチェックし始めてから2年が経ったある日、自由が丘駅から程近い場所で「これ以上のものはない」と思える物件と巡り合う。駅から500mほど離れた、古いアパートの1階部分。駅周辺の物件と比べ、賃料が格安だったうえ、必要な厨房機器が揃っていたことが決め手となった。厨房に新規で入れたのは、コールドテーブル1台のみ。ショーケースや照明などもそのまま利用した。内装工事も、店頭と厨房を仕切っていた壁を抜き、カウンターを設置するだけで済み、結果、開業資金を大きく節約することができた。藤田さん曰く「何もかも、揃いすぎていた物件」だったのだ。

カウンターで藤田さんと話ながらグラスを傾ける常連客も多い。
ドアを開けると、焼き菓子がお出迎え。タルトやキッシュのほか、クッキー類も充実。

 店内には、以前から収集していたアンティークの小物や知人から譲り受けた古い時計などを飾り、自身が好む「ナチュラル・ブロカント」の世界を表現。ただし、テーブルや椅子については、「アンティークまではいかない、中古です」と打ち明ける。テーブルに利用した足踏みミシンの台はネットオークションで落札したもので、天板は後から自分でつけた。椅子は、テンポスバスターズの通販サイトで調達。「テンポスドットコムは、厨房機器のほか、中古の家具や備品類も多く扱っているので、低予算で店舗経営を始める人にはお勧めです」。

店内にはナチュラルテイストの小物をディスプレイ。小さなリスも、そこかしこに隠れている

 内外装の工事が終わり、いよいよ開業準備が整った矢先、東日本大震災が発生。店は、ガラスが1枚割れたが、それ以外は無事だった。周辺地域にもほとんど被害は出ず、開業日を数日遅らせるだけで済んだのは、不幸中の幸いだったといえるだろう。

 しかし、オープンさせたものの、見込んでいたほど客足が伸びなかった。震災の影響で、外出や買い物を控える風潮だったせいもあるが、ほかにも理由は思い当たる。ブログとツイッターで開業の告知をする以外、PR活動を何もしなかったのだ。「オープン時にもっと販促活動をすればよかったと、今にして思います。おまけに、原価率を計算して値段をつけていたはずなのに、何を間違えたのか、売り上げ数は十分なのに儲けが出なかったりして、大変でした」と、藤田さんは苦笑する。

 幸い、開業から程なく、いくつかの雑誌に取り上げられ、危機的な状況は免れた。とはいえ、そこで爆発的に売り上げが伸びたわけではない。「雑誌を見たご近所の方が寄ってくださるようになり、そこから口コミが広がって、徐々にお客様が増えていきました」。

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