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内臓脂肪減らす大さじ1杯の酢

2012年9月3日

体がやわらかくなるって本当?お酢の疑問に答えます

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 「体に良い」と言われるお酢。ドリンクとしてとることができたり、料理に取り入れたり、用途はさまざま。身近な調味料であるだけに、効能を最大限に生かせるよう効率的に取り入れたい。お酢の効能にはどんなものがあるのか、また、どのようにとるのが良いか、5つの疑問に答えながら、「お酢の秘密」について明らかにしていこう。

Q.お酢の効果にはどんなものがある?

 お酢の効果はいくつかあるが、代表的なものは6つだ。

・疲労回復
・食欲増進
・カルシウム吸収の促進
・内臓脂肪の減少
・血糖値の上昇抑制
・血圧降下

 まずは、疲労回復効果。暑い夏空の下で活動して汗をかくなど、この時期はどうしても疲れがたまるもの。この「疲れ」の原因の1つが、体内のグリコーゲンの減少だ。このグリコーゲンを補充することで、疲労回復につながるというわけだ。「疲れたと感じるのは体内のグリコーゲンが足りていない状態。このグリコーゲンの原料がご飯などに含まれる糖です。この糖分をお酢と一緒にとるとグリコーゲンの再補充効果がアップします」(東京農業大学教授 醸造科学科発酵食品化学研究室 小泉幸道氏)。

運動後の肝臓グリコーゲン量を示したグラフ(ミツカン提供)

 夏の疲れと同様に、この時期に困るのが食欲の減退。ここでも酢が一役買ってくれる。酢の香りと酸味が人間の嗅覚と味覚を刺激し、脳の摂食中枢に働きかけ、唾液を分泌。これにより、脳が「食べたい」と思い、食欲が増進するというわけだ。ただし「香りだけだと食欲増進効果は半分程度。味覚として酸味を取り入れることによって、効果がしっかりと表れます」(小泉氏)。

 酢を使った料理を作る場合、カルシウム吸収を促進できるというメリットもある。カルシウムはなかなか充足が難しいとされており、日本人にはもっとも不足しがちな栄養素とも言われる。丈夫な骨を作るだけでなく、貧血を予防するのに役立つとされている。酢をそのまま摂取するよりも、たとえば、肉や魚介類をその骨や貝殻ごと煮るとさらに効果がある。殻つきしじみを酢で煮ると、普通に水煮するより4倍以上ものカルシウムがスープに溶け出したという実験結果もある。骨や貝と一緒に食材を煮込むことで、骨などのカルシウムが煮汁に溶け出すのを酢の成分が助けるためだ。

 昨今メタボリックシンドロームなどで注目される内臓脂肪にも効果があることが実証されている。「実験により、食酢の主成分である酢酸が、脂質の合成抑制および燃焼促進を誘導し、肥満気味の方の内臓脂肪を減少させることがわかっています」(ミツカングループ本社 中央研究所の伏見宗士氏)。女性は男性よりも内臓脂肪が少ないとされていはいるものの、生活習慣病に関連しているケースも多く、健康管理においてチェックするのは欠かせない。毎日継続してお酢をとることで、より効果が高まる。

お酢を摂った場合と摂らなかった場合の体重変化量(左)と胸囲変化量(右)(ミツカン提供)

 酢には、糖の吸収を穏やかにし、食後の血糖値の上昇を緩和させる作用もある。血糖値が急上昇するとインシュリンが過剰に分泌される恐れがあり、それはすなわち、脂肪の合成を促すことにつながる。また、酢に含まれる酢酸には血管を拡張させる作用があると考えられるため、血圧が高い人の血圧低下作用がある。

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