2011年9月4日、日本経済新聞社はカルティエの特別協賛を得て、起業を志す女性たちへ向けたシンポジウム「ウーマンズ・イニシアチブ・フォーラム in Tokyo」を開催した。カルティエは06年から、マッキンゼー・アンド・カンパニー、INSEAD(欧州経営大学院)と提携し、「カルティエ ウーマンズ イニシアチブ アワード」を創設。賞を通じて、コーチング、財政支援、人脈構築の機会を提供し、女性起業家をサポートしている。

第一部の基調講演は、カルティエ ウーマンズ イニシアチブ アワード2010アジア地区受賞者であるトラベル・アナザー・インディアCEOのゴウタミさん。簡単に足を運ぶことのできないインドの地方の暮らしを見たいという旅行者へ向けて、地元の人々と協力し、快適でリーズナブルな旅を提供するビジネスを展開している。国際経験での勤務を経て34歳で起業を決意したことを、「“自分の人生でしたいことは何か?”と自身に問いかけた結果」と振り返った。
続いて第二部では、ゴウタミさんに加えてネットイヤーグループCEOの石黒不二代さん、マザーハウス代表取締役兼デザイナーの山口絵理子さんを壇上に迎えてのパネルディスカッションが行われ、三者三様のビジネス観・起業観が示された。

ゴウタミさんは、「男性に比べて女性には多様な選択肢がある。私は、起業したことで、何とも言えない達成感を味わうことができている。自分のボスは自分自身。皆さんもどうぞ自分の心に従って、想いを形にして」とエール。子育ての経験談も披露しつつ、「新しい産業を創造するような女性がでてきてもいいですね」と後輩女性たちを激励したのは石黒さん。また、山口さんは「自分の中に持っている潜在能力に気付いていない女性はたくさんいる。人生を賭けて、本当にやりたいことに挑戦してください」と締めくくった。
会場には、大学生や社会人など女性約500人が来場。しきりにうなずき、メモを取る姿が随所に見られた。4時間にわたったフォーラムは、女性たちの熱気に包まれた中、終了となった。
※10月にはカルティエ ウーマンズ イニチアチブ アワード2011に応募を予定している女性たちを対象にした1日コーチングセミナー(9月22日応募締切)も開催される予定。詳しくは、フォーラム事務局へ(TEL:03-5159-2208)




