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人気の「ダイハツ クーザ」の舞台裏に潜入!

2011年6月17日

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中央にいる縦縞の服を着ているのがトリックスター、横縞の服を着ているのがイノセント。独創的でカラフルな衣装も見所。メイクは約2時間かけて、アーティストが自分自身で行なう。(Costumes: Marie-Chantale Vaillancourt (c) 2010,2011 Fuji Television)

 「サルティンバンコ」や「アレグリア」などで爆発的人気を誇るスーパーサーカス「シルク・ドゥ・ソレイユ」。その高い芸術性や人間の極限に挑戦するアクロバットなどで、世界中の人々を興奮させるエンターテイメント集団が、いま、東京・原宿で「ダイハツ クーザ」を開催している(東京公演は7月18日まで)。

 今回はなんと!「ダイハツ クーザ」の舞台裏を潜入取材。世界各国を旅しながら、その肉体美で人々を圧倒させるアーティストたちは、いったいどんな集団なのか。普段はどんな生活をしているのか。そしてどんなものを食べているのだろうか。

 まずは世界22都市で開催されている「クーザ」の概要から説明しよう。「シルク・ドゥ・ソレイユ」は1992年以来、日本公演を重ね、今回は第9作目となる。これまで国内の主要都市で880万人以上を動員しており、年々“シルクファン”が増え続けているところだ。

 最新作「クーザ」のテーマは“原点回帰”。1984年、カナダの大道芸から始まった小さなサーカス集団が「シルク・ドゥ・ソレイユ」なのだが、その原点を意識した円形の舞台装置で、真ん中には「バタクラン」と呼ばれる動く塔が存在感を発揮している。インドやパキスタンなどの文化からインスピレーションを受けたという壮麗なセットは、生演奏のステージにもなっている。そこに無邪気な主人公・イノセントと、洗練されたトリックスターが登場するところから物語が始まる。

 ショーが始まったらすぐに異次元世界へトリップ。超人的なアクロバットが次々と連射される。中でも一番、私の手の平が“汗でびっしょり”になってしまったのは「ホイール・オブ・デス」。700kgもある巨大なふたつの車輪が空中を猛スピードで旋回するのだが、そこに命知らずのマッチョな男たちが勢いよく飛び込んでいくのだ。

「ホイール・オブ・デス」。もうやめて~!でも見たい!あやうさへの興奮がやみつきになってしまいそう。(Costumes: Marie-Chantale Vaillancourt (c) 2010,2011 Fuji Television)

 しかもひとりはホイールの外側にふわりと片手でつかまりながら一気に上方6~7mまで上がっていく!今にも滑り落ちそうな格好で!うわぁ、危ない!と思わず叫んでしまう。さらに彼はホイールの上で縄飛びまでしてしまう――ということは、命綱をつけていない(!)ということでは!? そんなことを考えだすと、もう息ができない。まばたきもできない。

「コントーション」の芸術的な美しい造形には思わずためいき。骨格の存在を疑ってしまうほど超人的に体が柔らかい。(Costumes: Marie-Chantale Vaillancourt (c) 2010,2011 Fuji Television)

 女性の肉体美に魅了される瞬間もある。「コントーション」ではサイケデリックな衣装をまとった女性3人が、くねくねと体を複雑に折り曲げていき、お客が目をうたがっている間に美しくポージング。まるで軟体動物のような、人間とは思えない身体の柔軟性にみな驚愕。肉体のアートに思わずため息をもらしてしまう演目だ。

 「バランシング・オン・チェアー」も観客の目を釘付けにする。約7mもの高さに積み上げられた椅子のタワーの最上位置で、筋肉の締まった男性が逆立ちしたかと思ったら、なんと、片手を宙に!さらに不安定に“斜め置き”された椅子の上でも、片手だけで全体重を支えるという神業。さっきまで歓声で沸いていた場内が一気に静まりかえり、会場が一体となって祈るように彼を見守る。

極限のバランス技に思わず息をのむ「バランシング・オン・チェアー」。神聖な空気さえ漂う。(Costumes: Marie-Chantale Vaillancourt (c) 2010,2011 Fuji Television)

 ほかにも9mもの竹馬を履いたまま宙返りをする「ティーターボード」や、美女がフラフープ7本を優美に操る「フープ・マニピュレーション」など、臨場感たっぷりでエキサイティングなパフォーマンスが続く。舞台美術から生演奏、ゴージャスな衣装まで、すべてハイレベルな芸術。しかも張り詰めた緊張感ばかりが続くのではなく、随所に笑いも用意されていて、コミカルな弛緩も楽しめるのが絶妙。大人も子供も一緒に楽しめる世界トップレベルの上質なエンターテイメントなのである。

まるでブロードウェイミュージカルを観ているようなゴージャスな「スケルトン・ダンス」。セクシーで美しい歌声と、生演奏が圧巻。(Costumes: Marie-Chantale Vaillancourt (c) 2010,2011 Fuji Television)

 観劇が終わると、感動で胸いっぱいの自分に気づく。そしてしばらくすると、ショーに圧倒されていた自分の中からふつふつと希望がこみ上げてくるのが不思議だった。「クーザ」とは、“宝箱”を意味するサンスクリット語からネーミングされたらしいが、まさに“宝箱”をのぞいてしまったような美しくて眩しい異空間体験だった。

 さて、次のページでは「クーザ」のアーティストやスタッフたちが、普段どのような食事を摂っているのか、舞台裏に潜入!彼らは日本食の“お好み焼き”も食べていた!?

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