女性の半数近くが「ヒゲ」に悩んでいる。こんな調査結果を、東京・表参道のメディカルエステ「MAME(南青山メディアカルエステティック)」がまとめた。
2011年5月25日―31日の期間、20―40歳代の女性を対象にインターネット上で実施し、600人から回答を得た。どの部分の体毛が気になるのかを尋ねたところ「足の毛が濃い」が52%で最も多く、続いて定番の「脇毛」が51%、「腕の毛」が49%。「ヒゲが気になる」という人は46%にのぼる。MAMEによると足や腕、脇などは脱毛の定番だが、ヒゲに悩みを抱えている女性の多さは意外という。
全体に自分のヒゲの濃さについて分析してもらったところ「産毛が多くて、目立つ」と答えた人が47%で圧倒的。また全体の10%が「かなり濃くなってきた」、9%が「近ごろ濃くなってきた」としており、さらに2%の人は「男性のようなヒゲが生えてきた」と答えた。MAMEでは美容皮膚科医の説明として、女性のヒゲが濃くなるのはストレスや無理なダイエットなどの原因で女性ホルモンが正しく分泌されなくなり、男性ホルモンの働きが活発になるため、としている。
ヒゲの処理方法については80%の女性が男性と同様に「そる」といい、続いて「抜く」が32%。足の毛や脇毛と異なり自分で処理するという人が圧倒的に多い。
■関連情報
・南青山メディアカルエステティックのWebサイト http://mame-beauty.com/
取材・文/植木 皓=ニューズフロント