カンボジア発!アラサー日本女子が手がける
オーガニックハーブのスパブランド登場☆

「カンボジア」と聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろう?
世界遺産の「アンコール・ワット」? それとも「地雷」や「内戦」の歴史?
カンボジア在住の日本人女性・篠田ちひろさん(26歳)が手がけるのは、カンボジア産のオーガニックハーブを使ったホームスパ製品だ。実はカンボジアは、インドのアーユルベーダや中国の漢方から理論と実践方法を取り入れた、独自の医療文化を築いてきたことでも知られる。
篠田さんが手がけるバスソルトやバスティー(入浴剤)などのホームスパ製品はカンボジアに存在する800種類以上の薬草や動物、ミネラルを用いたクメール伝統医療の考え方にのっとって開発された。材料も天然岩塩をベースに100%オーガニックハーブを使用するなどこだわっている。
そもそも篠田さんとカンボジアとの出会いは旅行で訪れた大学2年生の頃のこと。経済的には貧しいけれど、笑顔で日々を力強く生き抜く人々の姿に強い衝撃を受けた。同時に親の仕事が不安定なために子どもが満足な教育を受けることができず、教育を受けていないがゆえに、計画的かつ自発的に日々を営むことができない人が多い…といった問題も目にした。

そこで、まずはカンボジアで親が子どもに教育を受けさせることができるように、安定した仕事を作ろうと考えた篠田さん。大学卒業後、イギリスへ留学。フェアトレードについて学んだのちに、カンボジアへ単身移住。09年、24歳でクメール伝統医療に基づいたホームスパ製品を生産・販売する会社「クル・クメールボタニカル」を立ち上げた。

現在は、カンボジア人4人を雇用するアンコール・ワット近くの工房を拠点に、商品の開発・生産を続けている。オーガニックハーブの何とも言えない心地よい香りが印象的な商品の評判は上々で、観光客向けの土産店や、現地の5つ星ホテルのアメニティーとして採用されるなど、確実に販路を広げている。

今年2月には、自社サイト(http://krukhmer.shop-pro.jp/)を通じて、日本からの購入も可能に。今後は、日本国内の百貨店やセレクトショップでも販売予定だ。「香りがいい、癒やされる、かわいい…そんなささいなきっかけから商品を手に取ってもらい、それが自然とカンボジア人の人たちの仕事を支えることにつながる。そんなハッピーな循環をつくっていけたらうれしいです」



