2012年4月入社を目指す大学生・大学院生の就職活動が本格化し始めているが、2010年11月時点でエントリー数はすでに平均56.9社と過去最高。最終的に110社以上のエントリーを見越しており、就職活動の早期化や活動量増加に歯止めはかかっていない。こんな調査結果を人事サービス会社のレジェンダ・コーポレーションがまとめた。
この調査は2010年11月10―16日の期間、2012年新卒予定の大学生・大学院生17万4316人を対象に実施し、1万6171名から回答を得た。学生の就職活動におけるエントリー数は調査時点で平均56.9社に達しており、前年より3.7社増加している。今後のエントリー予定は平均54.6社で、最終的に110社以上になる見通し。
2011年4月入社を目指す学生のエントリー数は平均90社とみられ、2012年4月入社を目指す学生はそれを大きく上回る活動量になりそうだ。
また合同説明会に参加したことがある学生は77%。平均参加回数は3.4回と前年同時期に比べ0.3回増えた。初めて参加した時期は「2010年9月までに」が33%で最多。そのうち「6月」から参加している人が12%で増加傾向にある。
インターンシップに参加したことがあるという学生は41%。平均参加回数は2.3回と前年同時期と比べ0.2回増えた。初めて参加した時期は「2010年9月までに」が92%だった。インターンシップについては、大都市圏で開かれることが多く、地方からの参加が難しく、定員も限られるなどの理由で、参加したくてもできない学生が一定数いるとみられる。
2012年から会社説明会が本格化するが、こちらも定員が増える傾向はみられない。説明会に参加するため、学生は情報収集や事前選考への対策が必要になり、例年以上に活動量が増えていくと、レジェンダ・コーポレーションは想定している。
学生に今後の就職活動に向けた思いを尋ねたところ「不安」「焦り」を連想させる言葉が多かった。
■関連情報
・レジェンダ・コーポレーションのWebサイト http://www.leggenda.co.jp/
取材・文/植木 晧=ニューズフロント



