刺激的な辛さの「食べるラー油」

桃屋とヱスビーのラー油。両方とも辛さは控え目だった(「話題の“食べるラー油”を徹底比較」参照)。フライドガーリックなどの具がたくさん入った“食べるラー油”としてブレイク中なのは説明するまでもないだろうが、もともとラー油好きな消費者はもしかしたらこう思ったかもしれない――「ラー油なのに、なんで辛さ控えめなの? 辛くないと何かもの足りない…」。
そんな感想をお持ちの辛味支持派におすすめなのが、唐辛子料理専門店「とうがらし料理 赤ちり亭」で4月下旬から発売される「赤ちり亭のらぁ油(赤と白)」(価格は800円、内容量100g)だ。桃屋やヱスビーのように具だくさんの食べるラー油系で、具材が全体の7割程度。でも辛さは刺激的!なのだ。
「赤ちり亭」は東京や大阪に10店舗(5月にタイに出店予定)展開している唐辛子料理専門店で、白菜キムチを使った「赤ちり鍋」(1人前・880円)が看板メニュー。ほかに激辛ハバネロ唐辛子を使った「スパイシー赤ちりチキン」(10ピース・780円)や、唐辛子を丸ごとカクテルに浮かべた「金魚」(480円)などを揃えており、飲食業界における辛味料理のエキスパート的存在。

同店ではもともと自社開発の島ラー油を店舗で販売していたが、5月にタイに進出するのをきっかけに、本場の人々にも受け入れられる本格的な辛味料理を研究。その一環で、今回、新たにラー油2種を開発したのだという。
原材料はごま油やフライドオニオンのほかに、ピーナッツやカシューナッツ、アーモンドなどを使用。3種のナッツを砕いてローストしたものを加えているので、独特の香ばしさと旨みがあるのが特徴だ。具材がカリカリとしており、歯ごたえがある。
「塩ラー油」ってどんな風味?

新商品の一つは「塩ラー油」。唐辛子とゴマ油から抽出して作った正真正銘のラー油なので見た目は赤色の液体だが、フライドガーリックやネギ、すりゴマもプラスして独特の風味に仕上げている。原材料に粉末醤油や味噌などは使用せず、塩で塩味を出しているようだ。
「当店の塩ラー油はどんな料理にも合いますが、焼き肉の塩だれの替わりなどにも使えると思います」(「赤ちり亭」を経営するインターブレンズの商品開発チーム)と提案する。酸味との相性も良いので、ビネガーと合わせてカルパッチョの調味料としても使える、とのこと。2種のラー油にそれぞれお湯を注げば、“塩ラー油スープ”と“赤ラー油スープ”が手軽に作れるかも。結構楽しめそうだ。
販売価格は800円で、桃屋(参考価格400円)やヱスビー(330円)の商品より高め。開発担当者によれば、「唐辛子には甘いものや辛味の強いもの、旨みのあるものなど、いろいろあります。当社では複数種類の唐辛子をブレンドして味のバランスを調整してたっぷりと使っているので原価がかかっているのです」とコメント。同店では今後、店頭販売はもちろん、通販サイトでも販売していく予定で、月間5000本の販売が目標だ。



