経済評論家。1968年生まれ。早稲田大学ファイナンスMBA、慶応大学商学部卒業。アーサー・アンダーセン、マッキンゼー、JPモルガン証券勤務などを経て、2007年に経済評論家として独立。ワーキングマザーのコミュニティサイト『ムギ畑』を主宰。『会社に人生を預けるな』(光文社)、『自分をデフレ化しない方法』(文藝春秋)、『チェンジメーカー』(講談社)など著書多数
2人の姉や女性の先輩たちから
助けられ、学んだ20代
19歳で公認会計士試験二次試験合格、20歳で結婚、21歳で長女出産、そんな私の20代の話をすると、いろいろな人から、「さぞ小さい頃から計画的に物事を考えていたのですね」とか、「なぜそんなに生き急いでいるのですか」などと声をかけられることが多かった。しかし、なんのことはない。このエッセイが「妹たちへ」と名づけられ、少し先輩たちの知恵を借りることができるように、私にも11歳年上の姉と、10歳年上の姉がいて、2人の姉からさまざまな知恵を直接学ぶことができたのである。
そして、今でも、姉を含め、年上の素敵な女性たち、例えば私の本が売れるまでコーチングを続けてくれたディスカヴァー・トゥエンティワン社社長の干場弓子さん、広告の服装やテレビでの話し方にまで細かいアドバイスを送ってくれる女優の黒木瞳さん、独立直後に『日経マネー』の連載枠をわざわざ作ってくれた副編集長の安原ゆかりさんなど、さまざまな方にお世話になりっぱなしである。
したがって、このエッセイでは、実生活では4人きょうだいの末っ子である私が、読者のみなさんを実の妹と思い、2人の姉や、その他素敵な女性の先輩たちから学んだことを少しでも多く還元したいと思う。



