正常な基礎体温には、下記のグラフに見られるような、四つの特徴がある。まず、1カ月の基礎体温の流れが、低温期と高温期の2相にしっかり分かれていること。

 そして、この低温期から高温期へと体温が上がる際は、1~2日という短期間で一気に体温が上昇する。高温期にいったん入ると、基礎体温は10~14日間、下がることなく、高いままの状態が続く。このように、1カ月を通して、変化する基礎体温だが、最低体温は36℃を下回らないことも大切だ。基礎体温を測り、こうした特徴が見られなければ、婦人科にかかろう。

正しい読み方
正常リズムを知って自分の記録と比較しよう

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こんな月経グラフになったら要注意!

(図は「松本分類」参照。グラフ前後の太線部は月経を示す)

◎排卵があっても、高温期の半ばに体温が低下する。黄体の機能が悪く、黄体ホルモンが不足するので、高温期が維持されていない可能性がある。
◎排卵があっても、高温期の半ばから体温が下がり始めるタイプ。黄体の機能が悪く、黄体ホルモンが不足するので、高温期が維持されていない可能性がある。
◎排卵があっても、低温期から高温期に移る際、体温が上がりきれないタイプ。体温を上げる黄体ホルモンが黄体の機能悪化によって不足している可能性がある。
◎排卵があり、低温期と高温期の2相に分かれているものの、高温期が短い。黄体ホルモンを分泌する黄体の機能が悪く、黄体期が9日以下となっている。妊娠しづらい状態。
◎月経はあるものの、基礎体温は変化せず。排卵していないので、妊娠しない。