ドラマで化粧品でインテリア雑貨で…11年のヒットの影には「女子チーム」の存在あり!
彼女たちが生み出すものは、なぜ幅広く支持されるのか。その強みとヒットの法則を探った
女性ならではの発想が閉塞感を突破する力に
「時代が“女性のチーム力”を求めているんですよ」と話すのは、『変貌するチームリーダー』などの著書を持つ三菱UFJリサーチ&コンサルティングの安達幸裕さんだ。コンサルタントとして、これまで1000社以上の企業支援に携わり、経営計画の策定や、社内活性化などに取り組んできた。「86年に男女雇用機会均等法が施行された直後も、女性社員で編成された開発チームが各社でできましたが、当時は形ばかり。実質的な内容を伴うものは少なかった」と振り返る。
今はグローバル化や、ネット社会の誕生などで社会構造が複雑化し、どの企業も既存のやり方ではヒットを生み出しにくい状況が続いている。「そんな中、女性ならではの発想力に期待を寄せる企業は多い」と安達さん。
90年代は成果主義の嵐が吹き荒れ、優秀な個人に期待する気運が続いたが、00年代に入り、「優秀な一握りの個人ばかりに頼るリスクと、チームを組んで多様な視点を取り込む重要性に企業が気づいた」のだという。
「女子チーム」の強みの第一として挙げられるのが、「フラットなコミュニケーション力」だ。実際、取材してみると20代〜40代まで様々な年齢・年次の女性たちがプロジェクトにかかわっているのだが、そのコミュニケーションは驚くほど対等な関係性に裏打ちされている。「企画や脚本のことを話し出したら、止まらないですね! あまりに会話が盛り上がり、遊んでいると思われ、周囲から注意されたこともあるほど(笑)」(フジテレビ・瀧山麻土香さん)といった声や、「年次は違っても視点や価値観が一緒。お互いに遠慮なく意見が言い合える関係性が自然とできている」(パナソニック・山田詩織さん)といった声はどの女子チームにも共通する点だ。





