すき間時間を探して勉強時間を確保する

 資格スクールで指導している横溝慎一郎さんが考案する「試験合格ノート」は、「勉強時間を確保するノート」と「弱点を克服するノート」の二つ。

 短期間で資格の取得を目指すには、勉強に充てる時間を確保することが大切。まずは1冊目のノートに、平日の生活時間を書いた円グラフを作り、時間の使い方を見直してみよう。「思っている以上に、勉強に充てられるすき間時間を見つけられますよ」と横溝さん。できれば、仕事のない土日も円グラフを作り、勉強時間を確保。勉強を始めたら、実際にどれだけ勉強したかの時間や進めたページ数を記録していく。自分の歩みを確かめることができ、遅れがあった場合にはそれを発見できて、キャッチアップしやすくなる。

 2冊目の弱点を克服するノートは、間違えた問題をつぶしていくもの。問題を書き写し、正解するまで繰り返し解く。何度も間違える問題には線を引いたり付せんを張ったりしよう。

 「最後まで付せんが残っている問題が弱点。試験直前の復習にも役に立ちます」

1冊目、勉強時間を確保するノート

 1冊目は、勉強する時間を見つけるノート。円グラフに勉強できる時間帯を書き込む。円は、逆さにしたお椀の周囲をなぞって書いても。右ページ以降は、実際の勉強時間や進めたページ数を記録して

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(1)勉強しないリラックス時間も大切

 勉強漬けは効率が悪いので、勉強しない時間帯も決める。オレンジなど、好きな色で塗りつぶして

(2)勉強する時間に色を塗る

 就寝や仕事中は勉強できないので黒でつぶす。次に必ず勉強する時間を決めて、緑などで塗る。例えば、夕食後2時間、就寝前1時間を確保する

(3)勉強できそうなすき間時間を検証

 通勤やランチの時間帯など、勉強できそうなすき間時間を別の色で塗る。必ず、何分を勉強に回せるのかの目標も書く

(4)週の初めに勉強の計画や目標を書き出す

 こなしたい勉強時間や参考書のページ数の目標を決めて書き出す。前の週の反省から出る目標があれば、それも書き添える。これに沿って1週間、勉強をスタートさせよう

(5)目標時間まであと何時間かを確認

 目標までの残りの勉強時間も書くと進ちょくが明白。勉強時間が足りなかった日は、一言反省を書いても

(6)1日の勉強の進ちょく状況を記録

 勉強した時間や目標までの残り時間、進めたページ数を書く。はかどり具合を「○△×」などの記号で示しても。曜日が進むにつれて、順調なのか遅れ気味なのかが見えてくる

(7)目標を達成したかを日曜にチェック

 計画通り勉強を進められたかどうかを振り返ってみて。達成したら色ペンで飾りを入れたり、「ケーキを食べる」などのご褒美を書いたりして、モチベーションを高めても。目標達成が遠い状態なら、次週の計画の立て方を見直す