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熱中症にかかりにくくなる「暑熱順化」

2011年7月7日

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熱中症にかかりにくくなる「暑熱順化」って何?
 暑熱順化とは、暑さに体が適応した状態のこと。順化前後で最も違うのは汗腺の働き。順化すると汗腺の機能が高まり、汗が出て行くときに汗腺でナトリウムが再吸収される。その結果、塩分の少ないサラサラの汗がかけるようになる。

 熱中症対策として、今すぐ始めたいのが暑さに体を慣らす「暑熱順化(しょねつじゅんか)」だ。

体が暑さに慣れると、血液循環が良くなり効率良く汗がかけるようになる。大汗をかいても適切な水分を補給すれば体液バランスがすぐに回復するので、熱中症になりにくくなる。

 暑熱順化とは、夏の暑さに耐えられる体になること。「かつては誰でも梅雨の間に暑さにさらされ順化したが、冷房のある環境で過ごす人が増えた今は積極的に順化するための対策が必要」と星教授。梅雨明けまでに順化しておけば、熱中症にかかるリスクをぐんと下げられる。

 暑熱順化で変わるのはまず汗のかき方だ。「順化すると汗腺の働きが良くなり、汗とともに出るナトリウムの量が減る。その結果、体液バランスが崩れにくくなる」と星教授。

 実際、星教授らが行った研究で、暑さに慣れていない冬場と、慣れている夏場では、同じ運動をしても汗に含まれるナトリウムの量に差があることが確かめられている(下グラフ)。

平均年齢23歳の男性10人で、暑熱順化していない冬季(1~2月)と、順化した夏季(8~9月)で同じ運動をしてもらい、汗に出るミネラルを調べた。結果、冬季のほうがナトリウム量が多かった。
(データ:Environmental Health and PreventiveMedicine;7:60-63,2002)

 さらに「暑熱順化すると、体温の上昇を察知して汗をかき始めるタイミングが早くなる。体液量が増えて水分喪失に対する予備力が高くなる側面もある」と奈良女子大学生活環境学部の鷹股亮教授は話す。順化した人は発汗後の水分補給で体液量を回復しやすいことも、鷹股教授らの研究で明らかになっている。

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