韓国のダイエット本に端を発した「黒豆ダイエットブーム」の波が日本にもやってきた。
黒豆に詳しいフジッコ研究開発室の戸田登志也室長は、「黒豆は、大豆以上に機能性成分が豊富。ダイエット効果を示唆する科学的根拠も出てきた」という。
黒豆には、便秘改善に役立つ「食物繊維」、骨や肌の健康に役立つ「大豆イソフラボン」など、大豆の栄養が備わっている。そのほか、ダイエット効果の鍵を握るとされる「黒豆の最大の特徴、黒い種皮に含まれるポリフェノール」(戸田室長)がある。
黒豆のポリフェノールの中でも、色素成分であるアントシアニンの一種、シアニジン3グルコシドには、脂肪の合成を抑制し、内臓脂肪の蓄積を抑える可能性があることを、中部大学応用生物学部の津田孝範准教授らがマウスの実験で確認している。
また、黒豆の種皮は、古くから利尿や解毒、血の巡りを良くするとして漢方薬にも利用されてきた。北京中医薬大学日本校講師で薬膳料理家の阪口珠未さんは、「むくみや冷え、便秘がちの女性にお薦め」と話す。まさに女性にうれしい食材の一つだ。
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