社会人にとって勉強する時間確保は悩みのタネ。どうすれば効率的に学べるのだろう。
資格コンサルタントの高島徹治さんのおすすめは「勉強時間を大時間、中時間、細切れ時間に区分して使い分けること」(下図参照)。
平日の早朝や帰宅後の2、3時間を指す中時間を軸に、休日のまとまった大時間、平日の細切れ時間と、それぞれに合わせた勉強法を実践することが、学びをサクサク進めるコツなのだという。
注目は、細切れ時間。社会人ならばこの時間をどう有効に使うかが、合否の明暗を分けると言う。「ランチで食事が来るまでの時間、ATMの待ち時間など、細切れ時間は1回15分程度。1日6回はあると考えれば、1日1時間半、半年間で270 時間にもなる。私の場合、行政書士の資格取得のための期間は8カ月、300時間くらいの勉強時間で取得しました」。細切れ時間中心の学習でも、十分合格を狙えるのだ。「この際、ツールとして非常に有効なのが単語カードです。ポケットに入る大きさのカードに、覚えるべき内容を書いておくんです。私は、(1)重要項目、(2)数字(特に重要な数字を覚えるために使う)、(3)弱点(よく間違える項目を覚える)、(4)暗記の4種類のカードを作って、細切れ時間に活用しています」
中時間にあたる「朝時間」活用もオススメ。夜は一日の疲れが溜まっていることも多く、飲み会などに誘われたり、スケジュール通りにいかないこともある。「頭がスッキリしている朝は集中力が高まるし、朝一番に学習したことは記憶が定着しやすい。試してみてください」

高島徹治さん
年間10以上の資格を取得し「資格取得スピード王」とも言われる。近著『もっと効率的に勉強する技術』(すばる舎)が好評
日経ウーマン2007年10月号掲載記事を転載
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