最初から「打たれ強い」人などいない

「他人の言葉にショックを受けることが多い」「落ち込むとなかなか立ち直れない」…。「打たれ弱さ」に悩むWOMAN世代は多い。一方、周囲を見るとタフな「打たれ強い」人の姿も。「自分はとても強くなれない」と思っている人も多いのでは?

 エナジー・コーチの小倉美紀さんは、打たれ強い人には「物事をプラスに受け止める」「『自分は大丈夫!』と自分を信じることができる」「運動や趣味、愚痴を言える友人や家族など、仕事以外の場所で自分を受け入れてくれる場所を持っている」という3つの共通項があると言う。

一方、打たれ弱い人は周囲の「評価」で自分自身を勝手に判断してしまいがち。例えば上司にミスを叱責されると「自分はダメだ」と全否定してしまう。

「打たれ強い人はこんな場合でも『でも大丈夫!』と思う考え方のクセがついています」。実は人間は根拠があることばかりを信じているわけではない。テレビで見た程度の理由で信じていることも案外多い。

「根拠はなくていいんです。『大丈夫!』と思い込むことが大切。自分を信じてみようかな、と思い始めることができれば、落ち込みの原因となった出来事もプラスに考えられます」

「打たれ強い人は、たくさんの“打たれた経験”を持っています」と小倉さん。打たれて、落ち込んで、そこから立ち上がって、打たれ強い人になっている。最初から強い人などいない。トレーニング次第で誰でも打たれ強くなることは可能だ。

 もしへこむ経験をしたら、まずはいったん落ち込みのもとから物理的に離れてみて。時間と距離をおくと状況を客観的に見ることができるようになる。少し落ち着いたら下を参考に「事実」と「感情」を整理して書き出してみよう。自分の落ち込みパターンを認識して、同じようなことが起こった場合のシミュレーションする。このサイクルを何度か繰り返せば、打たれ強い自分になれるはず。