

つぼみから茎まで有効成分が
ぎっしりつまった春のパワフル野菜
つぼみ、葉、茎まで丸ごと食べられる、春を代表する花野菜。つぼみの独特のほろ苦さと、茎や葉の甘さが食卓に春を運んでくれる。和種と洋種に大別される。
ビタミンCやB群、カロテンのほか、カルシウム、葉酸、鉄分、カリウムなどのミネラルを豊富に含み、栄養価の高さは春野菜の中でもダントツ。これらが総合的に働いて強い抗酸化力を発揮する。
強い解毒作用を持つ硫黄化合物イソチオシアネートのもととなるグルコシノレートの含有量はアブラナ科野菜の中でもトップ(グラフ参照)。グルコシノレートはつぼみ部分に最も多く含まれるので、つぼみを落とさないようにやさしく下ごしらえを。
菜の花の健康効果
体のサビを取る
アブラナ科特有のイソチオシアネートの働きで、体内の毒を体外に排出する。
美肌をつくる
ビタミンB群、C、カロテンなどの抗酸化力ビタミンが活性酸素を除去。美白や美肌に働く。
むくみ解消
カリウムの利尿作用でむくみ解消。高血圧の予防効果も期待できる。
貧血予防
鉄、葉酸は赤血球の生成に不可欠。貧血を予防する。
中でもトップ

選び方
●茎は太く、葉は軟らかくみずみずしいもの
●切り口が新鮮で、束ねられた葉や茎がびっちり詰まったもの
●つぼみが小さくそろっているもの
●花が開いているものは避ける
効果UP調理法
ゆですぎると、香り、味、有効成分が失われるので、ゆでるならさっと短時間で。レンジや蒸し器を使えば栄養成分を逃しにくい。ほろ苦さと辛み、香りを生かした「からしあえ」や「お浸し」が手軽でおいしい。炒めるなら少量の水で蒸し炒めに。
旬の時期
旬は春だが、冬から春にかけて、特に1〜3月に出荷量が増える。
正しい保存法
ラップに包むか保存袋に入れ、野菜室に立てて保存。2〜3日で食べ切る。さっとゆでて冷凍保存も可能。




