現役銀座クラブホステスが明かす
女子が知らない「銀座の夜のクリスマス」 下

2009年12月25日

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20歳のかわいい子より、40歳のプロが生き残る

 今月はタクシー乗るたびに運転手さんに聞かれます。「今日お店どうでした?」って。どうやら、この12月はタクシーを利用する人が全然いないらしいのです。確かにタクシー乗り場の行列も短いような。

 景気が悪いのは夜の世界だけじゃありませんから、本職に加えて昼のOLさんたちもクラブに日々、面接にいらっしゃいます。もう山ほど。そのほとんど採用されていないようですが。

 バブル崩壊後、就職氷河期で就職できなかった大卒女子が大量にお水の世界に流れてきました。若くてきれいで、おまけに頭もいい。質の高いホステスが増えたという風にいわれた時代がありました。あの頃、悪い悪いといったって、まだまだ景気はよかったのです。夜の銀座が受け皿になり得ていました。大卒でいきなり日当3万円とかもらえてたわけですから、うしろめたくはあるけれども、お金がいいからま、いっか。オイシイ気持ちになれた大卒ホステスも少なからずいたはずです。

 ところが、この10年、それどころかこの1年、いやいやもっといえばこの2ヵ月ほどの間に銀座の雇用状況は大激変に継ぐ大激変。嵐のような暴風雨にさらされています。

 どのクラブもずっと売上げが芳しくない状態が続いていたものの、10月頃までは「今はまだ悪いけど、年末にかけてはさすがに忙しくなるから、少なめに雇っていた女の子の数を増やしていかなきゃ」というのが店側の思いでした。それが11月になっても大入りの声は聞こえず、12月になってもその声はいまだ遠く…。女の子を増やすどころか12月が終わったら、成績の悪い順に女の子に辞めてもらう算段をつけないといけないという瀬戸際に来ている有様なのです。

 なので、銀座の雇用状況は非常にお寒い。そこそこ若くてかわいい女の子なら、至ってウエルカム。週1じゃなくて毎日来てよ、給料アップするからなんて条件はすっかり夢のまた夢になってしまいました。

 お客さんをもっていない女の子はまず、雇ってもらえません。20歳のそこそこかわいい女の子より、たとえ小じわがあろうとも40歳でバリバリ売上げが立つプロが生き残る時代がやってきたのです。

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