飲酒対策で注目度急上昇!
ウコンの効果は?

2009年12月7日

 最近では、酔い止めとしてすっかり市民権を得たウコン。コンビニエンスストアやドラッグストアで簡単に購入ができ、「中高年層よりも20〜30歳代の若い世代や女性層からの支持が増えている」(キリンビバレッジ)

 ウコンは沖縄が主産地のショウガ科の植物。英語名はターメリックで、カレー粉の材料としておなじみ。主な有効成分はクルクミンという黄色い色素で、そのクルクミンと様々な精油成分の相乗効果により、肝機能が高まると考えられている。沖縄では、古くはウコン根茎をすり下ろして使うこともあったという。「年末年始など、お酒を飲む機会が多い時期は、一年で一番購入やお問い合わせが増える」(沖縄でウコンなどの製品を扱う仲善)のだそうだ。実際、琉球大学農学部の本郷富士彌教授の実験から、ウコンがアルコールの分解を早めることが確認されている。

 二日酔いに予防に効果を発揮するのは、主に秋ウコンと春ウコン。ウコンのサプリメントには粒状、顆粒状、液状など様々なタイプがあり、いずれも同様の効果が期待できる。飲むタイミングは、お酒を飲む直前がいい。二日酔いになってからでも症状を和らげる効果はある。「胆汁分泌機能や胃のぜん動運動を促進するため、飲んだ後でも効果が期待できる」(高田馬場病院の中本譲院長)

 もちろん、ウコンを摂ったからといって、油断は禁物。「最近では、若年層、女性層のアルコール依存症が増えている。女性の方が男性の半分の量で依存症になる。機会飲酒にとどめることが理想」(東京アルコール医療総合センターの垣渕洋一医学博士)だ。特に、会社や仕事関係との宴席になると、男性と一緒になることが多い。適量の飲酒を心がけることは言うまでもない。

 忘年会シーズン、自分の体を気遣いながら、楽しく乗り切ろう。

ドリンク剤の登場で、ウコンの知名度は一気に上昇

取材・文/染原 睦美=日経ウーマンオンライン

日経ヘルス2002年1月号を基に再編集掲載記事を転載
この記事は雑誌記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります

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