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20代、30代でどう違う? 年代別
仕事の悩みや不安の乗り越え方、教えます!(2/2)

2009年11月16日

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30代
悩みや不安の背景には、キャリアを重ねる上での“孤独感”


20代に比べて、30代の悩みはより具体的なものへと変わっていく。一方で、「30代の悩みの背後に潜むのは“孤独感”」と、キャリアナビゲーターの前川タカオさん。「キャリアを積んでいくほど、似た境遇の女性は減っていく。仕事にまい進している自分の存在が孤独に思えてくることこそ、30代女性の最大の敵。孤独を打ち破るためには、社内外問わず本音で話せる“アネゴ”的な女性の先輩を見つけることをおすすめします」

お悩み●「今は育児休業中だけど、復帰後に家事・育児と仕事を両立できるかどうか心配」(36歳・教育・教育)

自分にしかできないことを厳選して

「育児と仕事の両立に欠かせないのは、やはりタイムマネジメント力。仕事も家事も、自分にしかできないこと、自分がすべきことを厳選して。他の人でもできることは、どんどん周囲に振るという“割り切り”も、時には必要です。なお、周囲の力を借りる際には、『逆の立場になったときには、進んでお手伝いさせていただきます』という言葉を口に出して伝えることを忘れずに」(小島さん)

お悩み●「頑張っている若手社員を見ると、焦りやねたましさを感じてしまう」(31歳・出版・人事)

他人と自分を比較する理由を突き止めて

「あなたが部下や後輩をねたましく思うように、上司や先輩はあなたをうらやましく思っているかもしれない。自分より上の立場の人の気持ちを想像することで、自分の中にあるねたましい気持ちを中和して」(前川さん)。「ねたみは他者と自分を比較することから生まれる。なぜ他人と自分を比較してしまうのか、自分自身を掘り下げることが、負のスパイラルを抜け出す第一歩」(小島さん)

お悩み●「管理職として、部下をうまく指導していくことに自信が持てない」(33歳・保険・一般事務)

同じ目線に立ち、話を聞く姿勢を大切に

「指導しようなどと力まず、まずは部下が何を考え、何を悩み、どうしたいのかを『聞く』ことが大切。聞くことで部下との信頼関係ができるし、仲間意識が芽生えるのです」(前川さん)。「『叱るのが苦手』という人は、失敗した理由や反省すべき点を相手の口から引き出すよう心がけて。こちらが頭ごなしに叱らなくても、問いかけることで自ら改善点に気づいてもらうことができます」(小島さん)

お悩み●「ロールモデルとなる人がいないので、この先どうキャリアを築いていくべきか、先が見えず不安を感じる」(35歳・メーカー・人事)

複数の人の“いい部分”を取り入れていこう

「価値観が多様化している時代。ロールモデルはひとりに絞り込む必要はありません。周囲の人たちの『いいな』と思える部分を複合して、自分だけのロールモデル像を作ってみて」(前川さん)。「私は年に1回、『今年会いたい人ベスト10』を書き出すようにしています。その場で10人思い浮かばないときは、周囲の人に『誰か素敵な人はいない?』と聞いてみる。人に対する情報センサーを高い状態でキープし、常に素敵な人に目を向ける姿勢が大切です」(小島さん)

お悩み●「今の責任の重い状況を続けていくのは難しい」(32歳・情報・オペレーター)●「周囲からの期待に押しつぶされそう」(34歳・医療・医療事務)

責任が増した分だけ“耐性”も付いていく

「新人時代と今を比べてみると、プレッシャーに対するストレス耐性がかなり身に付いていると気づくはず。プレッシャーが増えれば、その分、自分自身のキャパシティも広がっていくもの。心配するより一歩を踏み出して」(前川さん)。「仕事で達成感を味わえるのは、一定の苦しみも経験し、それを乗り越えたからこそ。苦しみを超えたときに自分が成長するのだと信じて、与えられた責任と向き合って。責任を楽しむぐらいのしたたかさがあってこそ、やりがいのある大きな仕事を成し遂げられるものだと思います」(小島さん)

お悩み●「いかに効率的にさばくかということばかり考えてしまう」(34歳・サービス・一般事務)●「仕事がマンネリ化していて、時々やる気がなくなる」(35歳・教育・総務)

マンネリは危険信号! 業務改善の見直しを

「どうしても状況を変えられないようなら、異動申請のタイミングかも。ただし、踏み切る前に、信頼できる第三者にアドバイスを求めて。客観的な意見を通じて、今できることに改めて気付ければ、マンネリ打破のきっかけに」(前川さん)。「仕事は、ルーティン化された段階でこそ改善の余地が生まれる。マンネリ感があるのなら、今までやってきた仕事を見直し、同じ作業をもっと簡略化できないか、創意工夫できないかと考えてみて。こうした目線を持たずに、単にマンネリ化してきた現状に不満を述べているようでは、何の成長も期待できませんよ」(小島さん)

この人たちに聞きました
キャリアカウンセラー
小島貴子さん
立教大学大学院ビジネスデザイン研究科准教授。銀行に入行後、7年間の専業主婦を経て、埼玉県に職業訓練指導員として入庁。若年相談者の就職率100%を7年連続で達成。キャリアカウンセリングを学んだ後、07年4月より現職。近著に『小島貴子式 仕事の起爆力』(インデックス・コミュニケーションズ)など

キャリアナビゲーター
前川タカオさん
リクルートで『ケイコとマナブ』『好きを仕事にする本』『リクナビ』など数々の就・転職、キャリア支援メディアの編集長を経て、08年にFeelWorksを設立。個人のキャリア啓蒙や、企業組織における人材育成・組織活性化などに当たる。近著に『サバイバル・コミュニケーション術』(すばる舎)、『頭痛のタネは新入社員』(新潮社)など

取材・文/瀬戸久美子、田中祥子、藤井聡子=日経ウーマン

日経ウーマン 2008年11月号掲載記事を転載
この記事は雑誌記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります

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