• ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

知りたい!なりたい!こんな職業

犬の気持ちがわかる!? ドッグトレーナーという仕事はどんな事をするの?

2015年8月24日

犬の性格を理解し、適切なトレーニングで信頼関係を築くのが仕事

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

大切な家族の一員、ワンちゃん。全力でじゃれついてきたり、そっと寄り添ってきたり。その存在に心がホッと癒されます。一方でうまく関係が築けず、コミュニケーションの取り方に悩む飼い主も。
今回は、犬と飼い主が楽しく暮らすサポートをするドッグトレーナー、太田優海(ゆうみ)さんにお話を伺いました。

太田優海さん
太田優海さん
●ドッグトレーナー歴 13年(見習い期間 4年半)。30歳。
●動物が大好き。休日は犬以外の動物を見たくなって動物園や水族館に行くことも。 他には空いた時間に楽しむ、一人カラオケも大好きです♪

ドッグトレーナー ユウミ

■「人の言うことを聞くことは楽しい」と犬が思えるようにトレーニング

 ドッグトレーナーの太田優海さんは、浜松市を中心に家庭犬のしつけから警察犬の訓練まで出張形式で請負をしています。犬の個性にもよりますが、週1~4回×4週の1カ月単位でカリキュラムを組み、要望に応えるよう犬のトレーニングと飼い主の指導を行います。トレーニングの内容は、散歩やトイレの仕方、無駄吠えの防止など。飼い主と犬の主従関係がきちんと築けていないために起こるトラブルを、一つ一つ丁寧に訓練しながら解決していきます。「飼い主の方が立場が上だと犬が正しく理解できていれば、問題行動は本来起こらないと私は思っています」

 成果の出やすさは、その犬が「人の言うことを聞くことが好きかどうか」で変わるもの。人が大好きで、人の言うことを素直に聞いてくれる犬は、犬種や頭の良し悪しに関係なく、練習の進みが良く、トレーニングも入りやすいそう。そんな犬の性格を見極め、ストレスを与えることなく楽しみながらしつけを進めるために太田さんが大切にしていることは、顧客の犬でも「自分の飼い犬のようにかわいがる」という気持ち。「甘やかす部分と厳しくする部分の切り替えをきちんとつけて行い、飼い主からはもちろん犬からも心から信頼してもらえると、トレーニングも進めやすくなります」

 また、太田さんは「犬に楽しみを作ってあげたい」という目的で、訓練競技会にも参加。訓練競技会とは、各団体で制定されている訓練科目を審査員の前で行い、減点方式で審査される大会で、普段の練習だけでなく、当日の会場の雰囲気や天候などによっても結果が左右されてしまう奥の深い競技です。競技会に出場するとなると練習も大変かと思われますが、犬が人の言うことを聞くことが楽しいと思うようになれば、むしろ練習が気分転換やストレス発散になり、犬の楽しみになるのだそう。

 大会には太田さんと犬が出場する場合もあれば、飼い主と犬がペアで出場するときもあります。「飼い主と犬が目標を持って一つの事を行うということで絆も深まり、スキンシップにもつながります。そして何より飼い主が犬をコントロールしやすくなり、普段の生活の中でも指示を聞けるようになります」

■あえて厳しい「犬訓練士」の資格を取得し、本格的なドッグトレーナーへ

 ドッグトレーナーという仕事を知ったのは、小学校高学年のとき。小さいころから犬が大好きで「犬と触れ合うことが仕事になるなんて夢のようだな」と憧れを持つようになりました。高校時代に警察犬訓練所を見学した際に、警察犬・家庭犬・災害救助犬・介助犬・盲導犬・聴導犬など、目的によってさまざまな犬の訓練があることを認識。そこで訓練をしていた犬も訓練士も、とてもイキイキと楽しそうに見え「私もこれがやりたい、こういう人になりたい!」と決意をしました。

 高校を卒業後、民間警察犬訓練所へ住み込み見習いとして入所し、4年半の見習い期間を経て「ジャパンケネルクラブ」及び、「日本警察犬協会公認訓練士」の資格を取得。2006年、自宅のある浜松市で開業しました。

 実は、ドッグトレーナー自体には、「ここの協会の資格がないとなれない」という決まりはなく、通信で資格を取得できる場合も。でも太田さんは、あえて民間訓練所に入所し、見習い訓練士として一定期間(5年前後)実績を積んだ者にしか取得できない「犬訓練士」の資格取得を目指しました。訓練所では、住み込みでたくさんの犬の世話をしながら、犬の習性、訓練方法、手入れの仕方、管理方法など、犬に関することを一から習得。作業は早朝から夜遅くまで続くこともあり、体力的にも精神的にもハードでしたが、机上の学習では得られない、実体験を通した感覚を徹底して体に染みこませました。

 「高校卒業後から20代前半まで、本来なら一番楽しいはずの時期を、そういった形で過ごす根性は必要です。ただ、その期間に学んだことは、この仕事をする上で何物にも代えられないものだと思っています」

この記事をSNSにシェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

Facebookコメント

※Facebookのコメント機能は、Facebookのソーシャルプラグイン機能を用いて実現してい ます。本機能、およびコメントの内容について、日経ウーマンオンラインは一切の責任を負い ません(日経ウーマンオンラインからのコメントを除く)。また、コメントを非表示にしたり、機能を停止することがあります。

関連キーワードから記事を探す
働き方

Topics

CloseUp

WOL Selection

PAGE TOP

ログインしていません。

  • ログイン
  • 無料会員登録

Pickup

Focus

最新刊のご案内

仕事を楽しむ 暮らしを楽しむ日経ウーマン 1月号

もっと健康に、もっと美しく日経ヘルス 1月号

働くママ&パパに役立つウェブマガジン日経DUAL 11月号

時間のムダ&ミスがなくなる 仕事の「ちょいワザ」300

まんがで分かる!仕事が速い女性がやっている時間のルール

日経ウーマンオンライン おすすめの本

日経ウーマンオンライン

広告をスキップ