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ニキビの新薬登場! 改善早まり、再発の予防も

2015年7月22日

ニキビ治療がようやく世界標準に

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 40年以上前から欧米でニキビの標準治療薬で、欧米では市販薬にも使われている「過酸化ベンゾイル:BPO」(商品名:ベピオゲル)が、今年4月、日本でも処方薬として発売された。従来薬との併用などで、炎症のある赤ニキビを早く治せ、再発も予防する。

 ニキビは重症化すると肌に跡(瘢痕・はんこん)が残ることもある。きちんと治すためには、早めに皮膚科を受診するのがお薦めだ。近年、皮膚科で使えるニキビ治療薬が増え、悩みに合った薬が選べるようになってきた。

 ニキビは毛穴が詰まることで始まる。その毛穴の内部に皮脂などがたまった状態がニキビの初期段階である「白ニキビ」。もともと皮膚にいるアクネ菌などが中で増殖して炎症を起こし、膿うみがたまった状態が「赤ニキビ」だ。

■新薬を使うタイミングと既存薬の使い方

 虎の門病院皮膚科の林伸和部長は「かつては皮膚科でもニキビ治療といえば赤ニキビに対する抗菌剤が中心だった」と話す。この状況を変えたのが7年前に発売されたアダパレン。ビタミンA様の作用で毛穴の詰まりを取って白ニキビを防ぎ、赤ニキビへの移行を抑える。

 そこに新たに加わったのがBPOだ。赤ニキビに対しては殺菌効果が得られるとともに、角質を柔らかくして白ニキビの原因である毛穴の詰まりも予防できる。林部長は「BPOとアダパレンは作用メカニズムが異なるが、もたらされる効果は似ている」と話す。欧米の臨床試験では両者の合剤で症状が「早く」「より良い状態に」なることが分かっており、重症の人には併用療法がお薦めだ(下グラフ)。

■アダパレンとの併用で効果が高まる
欧米人1670人を対象に行った臨床試験。基剤のみ、BPO、アダパレン、BPOとアダパレン合剤の4群に分け12週間塗布してニキビの状態を評価したところ、合剤群が最も効果が高くニキビの数が約70%減少した。(データ:Br J Dermatol;161,2009)。

 また、ニキビ治療で大切なのは治療の継続。赤ニキビが多いときは抗菌剤、BPO、アダパレンを集中的に利用。赤ニキビが5分の1ぐらいに減ったらBPO、アダパレンの併用か、単独でその状態を保つ維持療法を続けると肌の状態が良くなる。

■BPOは長期に使うと症状を抑えられる
日本人男女393人(12~50歳未満)を対象とした長期臨床試験。ニキビに対して1日1回夜、BPOを52週間塗布し、経過を観察したところ、ニキビの数は約2カ月で半減し、その後も約80%の改善率が持続した。(データ:臨床医薬;30,8,669-689,2014)。

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