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女性のための「医療・健康」の話

【咳していない?】あなたも予備軍!? 突然襲う大人ぜんそく発作

2015年7月16日

ぜんそく歴がない人でも要注意、命の危険や障害が残るリスクも

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「ずっと咳が長引いているけど、これは風邪ではなさそう?」――なかなか咳が止まらず、疑問に思ったまま毎日を過ごしている人はいないだろうか。今、大人になっていきなり「ぜんそくです」と診断される人が増えているという。「そのうち治るだろう」と放置するのは非常に危険な「大人ぜんそく」。いったいどんな病気? 治療は? 予防策は? ぜんそくについて詳しい渋谷内科・呼吸器アレルギークリニックの土肥眞院長に聞きました。

「自分はぜんそくじゃない」という思い込みが危険

 「ぜんそくは子供の頃に患っていても、成長すれば治る病気。大人になってしまえば、もう発症することはない」と、思いこんでいないだろうか。実は今、大人になっていきなり「ぜんそくです」と診断される人が増えている。

 ぜんそくについて詳しい渋谷内科・呼吸器アレルギークリニックの土肥眞院長は「薬が良くなったので、ぜんそくで亡くなる患者さんは減っていますが、20代以上で発症する患者さんは確実に増えている」と話す。

 小児ぜんそくは約半数が成人前に寛解(症状が出なくなる状態)するが、残りの半数は大人になっても症状が残る。一旦寛解したようだったのに、何かのきっかけで症状が再燃することもある。それとは別に、小児ぜんそくの既往症がなかった人が成人してからぜんそくと診断されるケースは多くなっているというから油断はできない。

 「成人ぜんそくの頻発年齢は20~50代。女性の場合は咳ぜんそく(後述)という前段症状の人が多いですね。かなり症状は進んでいても、ほとんどの人が『自分はぜんそくかもしれない』とは思いません」(土肥院長)

軽症でも発作が起きたら救急搬送!?

 「ぜんそくだ」という自覚がないままでいると、最初にぜんそくの発作が起こったときが危険。自分の体に何が起こっているのかわからないので、救急措置が遅れ、最悪の場合は脳の酸欠が原因で重い障害が残ったり、命を落としたりすることもある。ぜんそくとしては軽症の患者でも、たまたま起こった激しい発作で亡くなることがある。ここ10年でぜんそく死はかなり減ったが、それでも年間1800人弱が亡くなっている。

日本アレルギー学会喘息死特別委員会が1998~2003年の間の成人ぜんそく死(811症例)について調べたところ、亡くなる前1年間のぜんそくの症状は必ずしも重症ではなく、軽症の患者も含まれていた。近年は中等症で亡くなる患者も増えている。また、発作開始から1時間以内の急死が13.6%、発作後3時間以内と合わせると29%だった。救急室への到着前や直後の死亡が多く、自宅や搬送中に亡くなる人も多い。
(出典:Allergology International (2004)53:205-209)

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