次の秋冬まで続く大型トレンドになりそうなのが、1970年代風のカムバック。米国でヒッピームーブメントが巻き起こった時期だけに、デニムやフリンジ、サイケデリックカラーなどの復活が見込まれる。ボーホーやミリタリーも相乗りする格好で大きなうねりに育つ気配。今季はこれらを上品フェミニンにアレンジするのがコツ。既に新トレンドをキャッチしたおしゃれ達人たちが見せた着こなしを参考に、セブンティーズとの付き合い方をつかんでいこう。
◆フリンジバッグ
70年代風味を最もお手軽に取り込めるのが、すだれ状に垂らす房飾りの「フリンジ」。英語の「fringe」には、もともと「端っこ」という意味があり、服の裾から垂らすケースが多い。程よい落とし所の1つがバッグ。長めのフリンジをたっぷりあしらったバッグは身体の脇で'70s(セブンティーズ)を主張してくれる。ボーイフレンドジーンズで迎え入れつつ、足元はたおやかヌーディーに整えるのが、今年らしい70年代の味付けだ。