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中医学の薬箱

目の酷使だけじゃない!眼精疲労の原因は「栄養不足」「ストレス」も

2015年5月1日

目の疲れをため込まないための中医学的ケア術

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働く女性の多くが悩む眼精疲労は、ただ目を酷使することだけが原因ではなく、

栄養不足や精神的なストレスによる消耗などが関係しあって起こります。

目の疲れをため込まないための日常的ケアを中医学の視点からご紹介します。

【お悩み】
パソコンを少し見るだけでも目がショボショボします

事務仕事が多いのですが、午後過ぎからは目の疲れや肩こりがひどくなります。夕方になると目がショボショボし、まぶしく感じてパソコン画面を見るのがつらくなり、誤字や脱字が増えて困っています。朝起きたときから目が重く感じる日も増えてきました。

専門家からの回答
「眼精疲労」「ストレス」と密接に関わります

体全体の栄養不足、ストレスも眼精疲労の要因に
中医学講師
仝 選甫(とん せんほ)さん
河南中医薬大学客員教授。1987年、河南中医薬大学医学部卒業。同大学附属医院助教授、広州中医薬大学附属医院耳鼻科准教授などを経て、平成21年より日本中医薬研究会専任講師として中医学の教育と普及に従事する。
中医学とは?
中国の伝統医学を基礎とし、最新の理論体系を取り入れながら発展・進化してきたのが「中医学」。一人ひとりの体質や病気の原因、発症プロセスを分析し、それに合わせた適切な治療を行う。漢方薬をはじめ、食養生や心の持ち方、生活指導などを含めて治療していく。

 目が疲れた、と思っても、しばらく目を閉じればすっきりする程度なら「目の疲れ」。しかし、「目の疲れが悪化し、“眼精疲労”になると、短時間のパソコン作業もつらくなる。目がショボショボする、かすむ、といった症状の背景に近視や老眼などの視力低下、目の病気の緑内障があったり、糖尿病の初期症状であることも。ほかの病気でないことを確認するために、まず眼科で検査を受けて」と、中医学講師の仝選甫(とんせんほ)さん。

 中医学では、「目は五臓六腑とつながる」と考える。なかでも目と関わりが深いのが、体を動かす栄養分となる「血(けつ)」の貯蔵庫である「肝」。「『目は肝の窓口』といわれ、肝にしっかり栄養や潤いが蓄えられていれば、目の不調も起こりにくい。しかし、不規則な生活で栄養が不足したり、目を酷使するパソコン作業を続けると、肝の働きが低下する。また中医学では肝の不調は精神的ストレスと関わりが深いとも考える」(仝さん)。

 このように目の不調は、目の酷使、栄養不足、ストレスが絡み合って起こるが、特に眼精疲労状態にある人は「気血両虚(きけつりょうきょ)」、目が乾く人は「肝腎陰虚(かんじんいんきょ)」、充血しやすい人は「陰虚火旺(いんきょかおう)」のタイプに分けられる。最も多いのが、エネルギーと栄養の不足から起こる「気血両虚」タイプ。

 目の症状は体も心も疲れが蓄積しているサイン。次ページで紹介する5つの処方箋を実践しよう。

 こまめに目を休め、目を温めたりまわりの筋肉を動かす、ツボを押すなどで目の血行を良くする“外側からのケア”とともに、肝に栄養を与える食べ物やタイプに合った漢方薬を使う“内側からの働きかけ”の合わせ技で、目の健康を取り戻そう。




==よくある目の不調には3つのタイプが==

目がすぐに疲れる
気血両虚(きけつりょうきょ)タイプ
貧血気味
風邪をひきやすい
寝ても疲れがとれない

本やパソコンを短時間見るだけでも目が疲れる。体を動かすエネルギーである「気」、栄養となる「血」の両方とも不足している状態。ストレスに弱く、くよくよしやすい。体も疲れやすい。

目が乾く
肝腎陰虚(かんじんいんきょ)タイプ
肌荒れや乾燥がある
腰や脚が重だるい
舌表面にひび割れがある

目が乾燥し、目の下にクマもできやすい。血の貯蔵庫である「肝」と、肝の働きを補う「腎」を潤す体液(陰液)が消耗している状態。中高年に多く見られるが、若くても夜ふかしが続くとこの状態に。

目が充血しやすい
陰虚火旺(いんきょかおう)タイプ
寝汗をかきやすい
ほてりや肩こりがある
舌が赤く、薄く黄色い苔がある

目が充血し、目が重く、かすむ。体に熱が過剰に発生し、それを冷ます水分が足りない状態。寝汗をかいたり、ほてりやのぼせ、便秘も起こりやすい。辛いものやお酒好きな人に多い。

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